業界人の生活ファッション(21)「コム・ダビチュード」釜谷孝義オーナシェフ

2000.03.06 199号 23面

◆勤務先=フランス料理「コム・ダビチュード」オーナーシェフ(東京都目黒区上目黒三‐一六‐一、03・3791・3681)

◆生年月日=一九六三年9月6日、横須賀市生まれ。

◆星座=乙女座

◆血液型=A型

◆身長・体重=一六〇センチメートル・六五

◆風呂=毎日朝10時半~真夜中1~2時ごろまでの勤務時間。寝るのは午前3~4時、睡眠時間は四~五時間と料理人にありがちな夜の遅い生活。風呂は好きだが、時間に追われる毎日のため、どうしても短時間ですむシャワーになる。

◆食事=子供のころから偏食のかたまり。魚は嫌い、肉もそれほど好まず、野菜ならなんとか食べる食し好。かなり食わず嫌いなところもある。たまたま関西へ行ったとき、大嫌いな納豆を出され仕方なく食べたところ、意外においしく、今ではお気に入り惣菜の一つになっている。

◆思い出の料理=子供のころ、三崎はマグロの水揚げ日本一の町として知られていた。季節になると、食卓には皿いっぱいにマグロが盛られ、家族四人は熱々のご飯で豪快に食べるのが習わしだった。また、嫌な思い出として、両親が共働きだったためか串カツ、コロッケなどを肉屋に注文することが多く、これを取りに行くのは末っ子の役目。夕暮れ時、主婦に混じって肉屋の前に並ぶのが嫌でしょうがなかったという。

◆下着=トランクス、ブリーフ折衷型。夫人と買い物に出掛けた時に買う。

◆携帯電話=外に出掛けた時、いつでもどこでも自由にかけられるので、大いに活用している。

◆家族=晶子夫人。雪花ちゃん≠a夫人とは、ベルギーで知り合う。渡欧当初はかたくなに日本を断ち切り、日本的雰囲気のある場には近づかなかった。生活も慣れ、肩肘張らなくても生活できる自信がつくと日本料理店に足を運ぶようになる。通い始めるとカラオケも楽しむようになり、カラオケ担当だった現夫人と知り合うことに。

◆酒=初めて酒を飲んだのは中学時代。寒さしのぎにビールを飲んだところ、目を回して倒れてしまう。目覚めたら校長室に呼ばれ、絞りに絞られた苦い思い出がある。酒はそれほど強くなく顔に出る質。夫人と一緒にワイン一本をあける程度。

◆たばこ=少なくて一日一〇本、多くて一箱。吸うのはフィリップモーリス三。体に良くないと常々思っているが、我慢をするほうがもっと体に良くないからと、自然にまかせている。

◆車=主に買い出し用として商業用バン。色は白。通勤時間が三分と以前よりかなり短くなった分、歩く機会がなくなり、足腰の健康を気遣う。

◆財布=現金は持たない主義。お金の管理はすべて夫人任せで、必要に応じてもらうことにしている。カードは持っているが使う機会なし。

◆テレビ・新聞=意識して見ることはない。

◆趣味=以前はオートバイを乗り回したり、細々と続けているソムリエナイフの蒐集をするが、今は全くの仕事が趣味の生活。それでも忙しい時間の合間をぬって楽しんでいるのがインターネット。毎日の日記代わりに思いつくままを打ち込んでいる。

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