新栄貿易が肉質自慢の「三黄鶏」販売開始
(株)新栄貿易(名古屋市昭和区、052・852・3872)は「ローストダッグ」に続く第二弾、「三黄鶏」(サンファンヂー)の国内での販売を始めた。
「三黄鶏」とは二〇〇年の歴史を持つ世界的に有名な肉用鶏の一つで、肉質は美味。中国上海の蒸し鶏専門店「小紹興」で幅広く販売されている。
祖先から親鶏まで厳しく管理され純種を保ちながら、人工ホルモンをいっさい使用しない天然飼料で養殖。ブロイラーより五割広い仕切りのない地面の上で、約九〇日かけて飼育されている。
と殺後すぐに0度Cの流水ドラムに二五分間流すため、皮はつるつる。肉の硬さは野放地鶏とブロイラーの中間、味は地鶏と同じでコクがある特徴を持っている。においは人工ホルモンを与えていないので臭みがないのがメリットだ。
「業者と料理店はともに栄えていくためのパートナー」と考えている羅社長だが、「これからも中国からの情報発信基地としての役割も担いながら料理店へメニュー戦略などで応援をしてゆきたい」と話している。