業界人の生活ファッション(31)日本料理「吉住」店主・松本吉正さん

2001.04.02 225号 23面

◆勤務先=日本料理「吉住(よしずみ)」店主(東京都渋谷区恵比寿西一‐二〇‐六、中島グリーンハイツ、03・3496・8144)

◆生年月日=昭和22年6月16日、東京・八丁堀生まれ。

◆星座=双子座

◆血液型=O型

◆身長・体重=一六八センチメートル・六六キログラム。過去最大七十数キログラム。修業当初、ご飯とうどんの食べ過ぎで太ったこともあるが、以後標準体重を維持。中年の域四〇代に入り少しずつ太り始め、夜は控えめにしコントロールする。

◆家族=満智子夫人、幸世さん(24)、尚史さん(22)、親之さん(15)。

かつて親子のアフガニスタンを飼っていたが、外に出たきり帰らずじまい。しばらくは同種の犬を見ると、わが子ではと気になって仕方なかったらしい。現在は飼いたいが飼っていない。奥さんとはバツイチ同士の結婚。前夫人とはジュネーブ時代から開店一年目までともにする。

現夫人とは結婚一七年目。関西で修業中、宝塚OGの満智子さんと知り合い、帰京後も文通をしていたが自然消滅。それぞれ結婚、離婚し、偶然にも再会、運命の赤い糸で結ばれた。

◆酒=水割りのクールボワーゼが好き。ジュネーブ大使館付きで赴任中、好きな酒が自由に飲め、このころおぼえた味。現在は庶民的な「胡麻焼酎」を愛飲。一人静かに飲む酒より、みんなでにぎやかに飲むのが性に合い、酔いが回ると、やたらにダンスをしたくなる性癖あり。

◆たばこ=マイルドセブン・スーパーライトを一日一箱。修業当初は味がわからないうちは吸わないほうがよいとの親方の教えに従う。後年、陳建一氏が「たばこを吸って味がわからないようでは一人前ではない」との一言で吹っ切れ、吹い始める。

◆思い出の食事=小学校低学年時代、給食のおばさんが焦がしたミルクをコーヒーといって飲まされ、疑うことなく信じていた。高校入試のとき、母親が持たせてくれた弁当は、牛バラ肉を焼き肉風に味付けして一面に敷きつめたもの。精をつけろという母親の温もりを感じる弁当だった。

◆服装=ヨーロッパにいたころランバンが好きになり、以来ランバン派。普段はゴルフウエアが多い。

◆下着=縞のトランクス。風水によると黄色がよいとのことで、黄色系を愛用。

◆財布=現金は四~五万円所持。カードはアメックスと三越カード。

◆車=日産アベニールのワゴンタイプ。運転は夫人が担当。

◆趣味=ゴルフと宝塚観劇。時間があれば食器を見たり、寺巡りで歴史を探索したいとか。

夫人とは月一回、宝塚へ。熊谷喜八シェフを熱烈な宝塚ファンにしたのは松本夫妻の影響による。

ゴルフは店をオープンしたころから始め、一時中断したが、五年前から再開、月一回の割合で通う。ハンディ二四。

◆海外生活=同じ志を抱く料理人と素晴らしき食材に出合えたことを感謝する。

上柿元シェフ、三國シェフらとは今も交友関係が続く。

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