第6回業務用加工食品ヒット賞・洋食:キユーピー=シーザーサラダドレッシング
■パスタサラダ
作り方/ボイルしたペンネ、二センチメートル角切りのトマト、五ミリメートル角切りのキュウリ、適当にちぎったレタス、水気をきった缶入りコーン。以上をボウルに入れて合わせる。シーザーサラダドレッシングを加え混ぜ、皿に盛りつける。
ポイント/サラダ用のパスタは、ボイル後、サッと水に通すとおいしい。
■トマトのシーザーサラダ(アメリカ風)
作り方/ベーコンはカリカリになるまで炒め、トマトはくし型に切る。皿にロメインレタスを敷き、トマトを盛りベーコンとクルトンを散らす。シーザーサラダドレッシングをかけ、パルメザンチーズを散らす。
ポイント/パルメザンチーズは塊をおろしながらかけると風味が一層良くなる。
■温野菜のシーザーサラダ
作り方/ジャガ芋、ニンジンは適当にカットし電子レンジで加熱する。アスパラガス、ブロッコリーは適当にカットし、塩少々加えてボイルする。以上を皿に盛り付け、シーザーサラダドレッシングを回しかける。
ポイント/お好みで黒コショウをふってもおいしい。
■カフェ風シーザーサラダ
作り方/食パンにガーリックトーストスプレッドを塗り、オーブントースターで焼く。ちぎったレタスをボウルに入れ、ゆで卵、プチトマト、ツナ、食パンを盛り、シーザーサラダドレッシングをかけ、イタリアンパセリを散らす。
ポイント/ツナの代わりにハムやソーセージを添えてもおいしい。
◆キユーピー(株) キユーピーシーザーサラダドレッシング
発売そのものは四~五年前から。しかしここ三年で、売上げ前年比一四〇~一五〇%という爆発的な売れ行きをみせているのが「キユーピー シーザーサラダドレッシング」だ。
まずは新しいもの好きの東京地区で人気に火がついた。その後、関西、全国へと、日本列島をシーザーサラダドレッシングブームがかけめぐっている。
シーザーサラダドレッシングは、パルメザンチーズやアンチョビー、ガーリックなどの風味がほどよくマッチした濃厚で、深い味わいのクリーミータイプのドレッシング。
レタス、チコリ、サラダホウレンソウなどのシンプルな葉野菜も、ベーコンやクルトン、ゆで卵などをトッピングして、シーザーサラダドレッシングをたっぷりかければ、リッチで風味豊かなシーザーサラダに変身する。
淡白な味の白身魚や鶏肉とも相性がよく、チーズやガーリックの風味が素材の味をくっきり引きたて、満足感のあるメーンディッシュに仕立て上げる。
また万人に好まれるパスタサラダの味付けにも一役かっている。
「チーズ人気が定着してきた中で、とくに若い女性を中心に、チーズ風味の新感覚のドレッシングが受け入れられました。シーザーサラダはレストランや居酒屋の定番メニューにもなっていますが、今後もお店のメニューといっしょに広がるドレッシングを提案していきたいですね」(キユーピー・営業本部)と意欲的だ。
これからの季節はサラダはもちろん、ポテトやカボチャなどを使ったホットサラダや、チキンや真ダイの蒸し焼きなど、温かい一品のソースとしても、大いに活躍しそうだ。
荷姿/一〇〇〇ミリリットル(ポリボトル入)×九本
同社の製品は、第三回業務用ヒット賞で「エクシードサラダシリーズ・デリカ用ポテト」(洋食部門)、第四回で「焙煎胡麻ドレッシング」(同)が受賞している。サラダ分野、ドレッシング分野では不動の人気と実績を誇り、業務用調味料市場の地位を盤石としている。
今後も市場のニーズを先取りした企画提案と高品質な商品開発が期待されるところだ。