カナダ特集:カナダが誇る魅惑の飲食材=ベタービーフ・リミテッド
ベタービーフ・リミテッド(日本事務所=東京都中央区、電話03・5623・0710)は、カナダで最も知名度の高い精肉加工会社。「お客様の要求を聞く」(社長)という哲学の下、日本でも安全で高品質の商品供給ときめ細やかなサービスを実践している。
同社は最新式の工場を有し、一日の処理頭数は約一八〇〇頭。畜種はシャロレー、リムジン、アンガス、ヘレフォード、シメンタールの交雑種およびアンガスで、格付けはUSDAと同基準で行っている。
商品の特徴は、トウモロコシ主体の肥育、官民一体の畜種改良などにより、優れた肉質と赤身の浅い肉色を確保。優れたカッティングとトリミング技術で歩留まりの良い商品を供給している。常に一貫した品質と企画の商品供給を行う。肥育期間は平均一二〇~一七〇日、枝肉重量は平均三八〇キログラム。
日本事務所では、カスタマーズ・スペック対応、エイジド(熟成)ビーフ、ハンバーガー・パティ、サーティファイド・アンガス・ビーフ、付加価値加熱商品などのきめ細やかな対応を行っている。今後はユーザーの作業を軽減する付加価値商品(写真)の開発にも注力していく。
同社で使用する家畜は、工場から三時間以内に位置する地元農家で信頼関係の下で育てられ、同時によりよい肉牛のための肥育プログラムが取り組まれている。繁殖農家から肥育農家、同社工場に至るまで、個々の牛の情報はカナダ畜牛個体管理局のデータベースで管理されており、カナダ食品衛生局がBSE(牛海面状脳症=狂牛病)がないことを保証。日本向けには検査証明書が添付されている。HACCP認定工場である。