地域ルポ 大井町(東京・品川) 「マクドナルド 」持ち帰りが5割も
《マクドナルド》 昭和46年オープン。客単価七〇〇円、持ち帰り五割。
駅西口に出れば、通りの左手にパラソルを出したテラス付きの店が見える。この店は昭和46年7月のオープンで、マクドナルドチェーンの中では銀座、代々木に続く第三号店目の店という古株にある。
店舗面積五〇坪、客席数一八〇〇席、ビッグマック三八〇円ほか、テリヤキバーガー二八〇円、ハンバーガー二一〇円などがよく出るといい、客単価は七〇〇円。
客層は小中高生からOL、サラリーマン、主婦、ファミリー客と幅が広いが、テイクアウトが五割を占めるという特性で、駅前立地だが、他のマクドナルドとやや異なった利用形態をみせている。
これは、立地特性的にみれば、周辺に住宅街が広がっているが、オフィスなどでのランチとしてのまとめ買いの利用形態もあるようだ。
売上げは不明だが、西口駅前には飲食店がほとんど出店していないので、この店は喫茶店としての使われ方もしており、喫茶、スナックの面においても地域一番店としての存在にある。