大日商事、「カルマーレ宇都宮」内に「宇都宮餃子共和国」オープン

2005.09.05 304号 5面

遊技施設などを展開する、(株)大日商事(千葉県四街道市、電話043・421・3457、原伸行社長)が運営する大型商業施設「カルマーレ宇都宮」に、「宇都宮餃子」をテーマにしたフードテーマパーク「宇都宮餃子共和国」が7月30日オープンした。施設開発企画は全国のフードテーマパークを手掛ける、(株)ナムコのチームナンジャが行った。初年度利用者数100万人、売上げ8億円を見込む。

オープンに先駆け28日に行われたオープニングセレモニーには、佐藤栄一宇都宮市長、ナムコの中村雅哉会長、宇都宮観光コンベンション協会の簗郁夫会長、宇都宮餃子会の伊藤信夫会長、大日商事の原伸行社長が参加しテープカットを行った。原社長は「本業のパチンコ事業をテーマパークの一環として発展させていくとともに、餃子共和国の建国を機に今までにないアミューズメント施設の展開に挑戦していきたい」と述べた。佐藤市長は「餃子共和国の建国により宇都宮がギョウザの町としてさらに定着し、全国に広まっていくことを期待する」とあいさつした。

宇都宮餃子共和国は、「新・餃子革命~餃子のまちから餃子の聖地へ~」をテーマに、「宇都宮餃子七人衆」と全国の「ご当地餃子四天王」を加えた合計11店舗を一堂に集結し、宇都宮餃子の殿堂を目指す。

館内は、昭和30年代の繁華街「オリオン通り」をモチーフに、巨大な餃子ネオンが浮かぶ活気あふれる雰囲気の中、宇都宮餃子と全国ご当地ギョウザの名店の味を食べ比べることができる。

宇都宮市内に点在するギョウザの名店を一堂に集結し目当ての観光客を取り込むと同時に地元のファンに全国のギョウザを紹介し、新たな宇都宮餃子の拠点施設を目指す。館内には宇都宮餃子の歴史や文化を分かりやすく紹介するアーカイブが設置されている。施設へは最寄りのJR宇都宮駅、東武宇都宮駅から無料シャトルバスを運行。

◆宇都宮餃子共和国(宇都宮市梁瀬町1865‐1、カルマーレ宇都宮1階、電話028・638・6666)施設面積=約400坪/営業時間=午前11時~午後9時(季節により変動)

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