カツ丼で集客力アップ!日清冷凍食品・どんぶり屋さんシリーズ「カツ丼の具」
親子鍋一つでだれでも手軽にカツ丼が作れる! 日清冷凍食品(株)(香川県三豊郡詫間町、電話0875・83・2089)の「カツ丼の具」が大好評だ。同製品は、カツ丼の具材(豚カツ、玉ネギ、つゆ)を親子鍋と同じ大きさの円盤状に冷凍したもの。調理方法は、そのまま親子鍋にのせ、直火で加熱し、ほぐし卵を加えるだけ。仕込み不要で簡単に短時間で調理できる。食材ロスも皆無だ。想定売価600~700円で原価40~35%(コメ含む)という価格設定もうれしい。製品活用の成功事例を紹介する。
茨城県岩瀬町、国道50号線沿いに立地する「つくば茶屋」は、そば・うどん、ラーメンを主力とする和風FFタイプのドライブイン。今年初め、日清冷凍食品の「カツ丼の具」を採用し「かつ丼」(530円)をメニュー化したところ、予想以上にヒットしている。
「かつ丼は、以前からメニューに加えたかったのですが、調理の手間と提供時間を考えると、やはり困難でした」と石塚敬子主任。
「食材卸さんから『カツ丼の具』を紹介された時も、正直いって味を疑いました。しかし、試食で納得。豚肉が軟らかくてジューシー。何よりパートさんが手軽に扱えるので安心。後のせ卵のシズル感もすばらしい。即採用しました」と言う。
「かつ丼」は、味噌汁と漬け物がセットで530円。1日の来店客数100~200人に対し10~20食を売上げている。
「リピーター客が増加する一方、クレームは発売以来ゼロ。製品の実力が日々浮き彫りになりますね」と関心しきりの石塚主任。「今後、麻婆丼や中華丼など、シリーズアイテムを増やしてほしい」と言う。
この店は、温浴施設、物産販売店、各種飲食店、遊戯施設などが集う複合レジャーパーク「スーパー銭湯ゆららの湯」の敷地内に立地。同施設を経営する「うら筑波観光開発(株)」がドライブ客の休憩ニーズを見込んで展開している。
◆「つくば茶屋」(茨城県西茨城郡岩瀬町上野原241)
▽調理方法=ロースカツ、玉ネギ、特製たれを一枚のプレート状に凍結。親子鍋にのせてふたをし、強火で3分~3分30秒、溶き卵を加えてふたをし約30秒。
▽ポイント=カツ丼は確実に売れる人気定番メニューだが、仕込みが面倒なため、やむを得ず手つかずの店が多い。それらの潜在需要を喚起する即戦力として喫茶店、漫画喫茶、カラオケボックス、レジャー施設、居酒屋などに最適。
製品規格=190g×10パック×4合
▽サンプル 問い合わせ 日清冷凍食品(株)商品企画部 電話0875・83・2089