エバラ通信:プロ好みの微妙な調味バランス「厨房応援団 ピラフの素」
◆メニュー開発のポイント
「ピラフの素」は、プロ好みの微妙な調味バランスが特徴。適量加えるだけで、うまみとバター風味が効いた完成度の高いピラフを、手軽に低コストで実現する。
実は、ピラフはポピュラーなメニューだが、調理方法にセオリーがない。ご飯、具材、調味料のうまみがバランスよく三位一体となった時、何ともいえない独特なおいしさが出る。味付けには、手間と経験、大量の具材が必要で、本来はコストのかかる料理なのだ。基礎調味料だけで作ったピラフには、あまりおいしい事例がない。
「ピラフの素」を活用すれば、コストをかけず、必要量を無駄なく、ピラフ本来の味を実現することができる。その完成された味わいは、リゾットや雑炊などの調味ベースにも活用できる。
◇メキシカンピラフ(1人前558kcal)
■材料(30人分)
ミックスビーンズ(990g)、鶏もも肉(1485g)、コメ(2升・約3kg)、ピラフの素(500ml)、水(3500ml)、カレー粉(23g)、シーズニングスパイス(20g)、カイエンヌペッパー(13g)、トマトケチャップ(230g)
■作り方
(1)鶏もも肉にシーズニングスパイス、カイエンヌペッパーをすり込み、トマトケチャップをまぶす。
(2)(1)をグリルして、薄切りにする。
(3)コメをとぎ、炊飯器に入れ、ピラフの素と水を加えてよく混ぜ、ミックスビーンズ、カレー粉を加えて炊飯する。
(4)炊き上がったらよく混ぜて器に盛り、(2)をトッピングする。
◇ベーコンと3種豆の玄米ピラフ(1人前555kcal)
■材料(1人分)
ベーコン(7~8mm角10g)、3種豆ミックス(冷凍品40g)、玉ネギ(7~8mm角15g)、ニンジン(7~8mm角10g)、インゲン(7~8mm角8g)、発芽玄米(100g)、ピラフの素(25g)、バター(2g)、水(110ml)
■作り方
(1)発芽玄米は水に1時間漬け、水気を切る。
(2)分量の水を加え、ピラフの素を加える。
(3)バターを熱し、ベーコン、玉ネギ、ニンジン、インゲン、解凍した3種豆ミックスの順に加えて炒める。
(4)(3)を発芽玄米に加えて炊飯する。
●ポイント
発芽玄米と3種の豆に、程よく味の染み込んだ食感が特徴の健康ご飯。発芽玄米だけで炊き上げ、具材を後混ぜにしても良い。