電化厨房特集:有力厨房機器メーカー紹介=ニチワ電機

2007.05.01 327号 7面

◆ニチワ電機(株) 東京支店市場開発部課長 唐澤直仁氏

厨房はその長い歴史のなかで衛生、環境、作業面でさまざまな問題を抱えてきました。とくに近年はO157による中毒など、食の安全を脅かす問題や、料理人の高齢化が深刻化、厨房環境の改善が急務とされてきました。

今、電化厨房が注目されているのは、厨房機器の熱源を電気に変えるだけで、それらの問題を改善でき、さらにオール電化にすることで厨房自体を大きく改革できることが認知されたからです。電化厨房はこれからの外食を支える大きな柱となることは間違いないでしょう。

弊社は、電化厨房によるHACCPの概念の実現や、クックチルなどの新調理システムの導入など、ユーザーの皆さまの厨房改革をお手伝いしていきたいと考えています。

▼問い合わせ先=ニチワ電機(株)(電話03・5645・8751)

◆E‐JET

ニチワ電機と九州電力の共同開発品。温度、時間管理に圧力をコンビネーションすることで、煮込み料理を約60分のサイクルとした目安で仕上げられる画期的な大型鍋釜。鶏の骨付き肉も同時間で軟らかく煮上がる。さまざまな煮込み料理に対応するだけでなく、中華の煮豚作りなどにも活用できる。煮込みに時間がかからないので、クックチル調理でも全体の作業時間が短縮できる。自動運転により人件費も削減。昨年、ホテルメトロポリタン(池袋)に採用された。

品番=TT&P‐80/外寸(mm)=W1320×D1000×H1050/電気消費量=3相200V/15kw

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