日本マクドナルド、新規事業の「マックカフェ」オープン
日本マクドナルド(株)(東京都新宿区、電話03・6911・5710)は8月29日、新規事業となる「マックカフェ」=写真=を、恵比寿など首都圏を中心に15ヵ所で同時オープンした。このマックカフェは、マクドナルドが進める「スーパーコンビニエンス」の考え方を原点とし、こだわりのおいしさとスピードを両立した、誰でも気軽に利用できる新しいカフェスタイルを提案する。
マックカフェは、ファーストカジュアルカフェをコンセプトに、ひと手間をかけておいしさを追求し、フード、デザート、ドリンクすべてのメニューにこだわりをもっており、その豊富なメニューを自由に組み合わせることにより、暮らしのあらゆるシーンで、誰でも楽しめるところがマックカフェの大きな特徴である。
現在、マックカフェは世界33ヵ国で展開されており、オーストラリア、フランス、イタリアやシンガポールなど、世界各国で好評となっている。この海外での成功例をベースに、商品や店舗運営など、日本独自のアイデアを盛り込み、顧客の期待を超えたサービスの提案を目指す。
マックカフェオープニング記念キャンペーンとして、全国のマクドナルドでマックカフェ商品の一部を提供する。その第1弾として、食べても頭がキィ~ンとしにくい「シャキ氷」(240円、イチゴ/抹茶あずき)を全国のマクドナルドで販売する。
都内の恵比寿ガーデンプレイス店オープニングには1190人が並んでマックカフェの人気のほどをうかがわせた。
原田泳幸社長はオープニングで「マックカフェは決して新規事業の柱ではなく、既存ビジネスの成長のためにやっていくものである」と新業態の目的を述べている。