最新アメリカフード情報 ピザを50秒の高速オーブン

1993.08.16 34号 15面

《レストランにも的》 Quadlux Inc.(サンフランシスコ)から「フレッシュベイク」という名前の新しいスタイルのオーブンが開発された。熱源は強い可視光。クウォーツランプからの赤外線エネルギーを利用して高速調理する。調理の仕上がりは、普通のクンベクション・オーブンに勝るとも劣らない。

フレッシュベイクを使うと、二二㎝のピザが五〇秒、サーモン・フィレが九〇秒、フィレ・ミニョンが一一〇秒で調理できる。

電子レンジと違って、焦げ目もつけば、テクスチュアも失われない。またエネルギーの節約にもなり、二二㎝のピザを焼くのに、コストは一セント程度だという。

大きさは二種、七五〇〇㌦、九五〇〇㌦。小さい方は四〇×五〇×六五㎝で、キオスクなどにも設置が可能。

Quadlux社の当初のターゲットはピザ・マーケットだったが、これからは、レストランにも売り込んでいくつもりだとしている。

Quadlux Inc 電話510‐498‐4200

( Robert I.Beaver)

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