南米家庭料理レストラン「クリオール」日本初のペルー料理中心に渋谷に開店
南米家庭料理レストラン「クリオール」(東京都渋谷区、03・3423・2003)=写真=は9月5日、日本初のペルー家庭料理を中心としたレストランとしてオープンした。
クリオールとは、ヨーロッパ(スペイン)とその植民地であるラテンアメリカが混合し、独自の料理や言語となったものを指す言葉。そのほかにも現地風、地元の、という意味もあり、その地方の料理を指す名称でもある。
ペルーは、ジャガイモ、トマト、トウモロコシ、トウガラシなどの原産地。これを調理するインカ帝国古来の伝統的な方法と、スペイン料理が合体してクリオール料理が誕生した。
南米家庭料理は、日本ではなじみが薄く、ことにペルー料理は、アヒ(トウガラシ)を存分に効かせた風味豊かな料理。これら南米の家庭料理をできるだけ現地のままの形で提供したいと、現地直送のさまざまのアヒや調味料をふんだんに使っている。
主なメニューに、「アンティクーチョ・デ・コラソン」(牛ハツのペルー風辛味串焼ジャガイモ付き)八〇〇円、「セビチェ・デ・マリスコス」(魚介類のレモン味マリネ)一二〇〇円、「パパ・レジェーナ」(辛味のついた楕円形ジャガイモコロッケ)八〇〇円、「ポーヨ・ア・ラ・ブラッサ」(若鶏の丸焼き、ペルー風タレ味)1/2羽一二〇〇円、「ピスコサワー」(ペルーのナショナルドリンク)八〇〇円。
営業時間は正午~午後2時、午後5時30分~11時。二五坪で三九席。