サラインターナショナル、料理テーマのゲームソフト来年2月発売
日商岩井グループのサラインターナショナル(株)(東京都目黒区、03・5701・5012)は、ゲームソフトとしては初めての料理をテーマとしたロールプレイングゲーム「王国のグランシェフ」を、来年2月に発売を予定している。
ゲームの筋立ては、おいしさで成り立つ国「グルマン王国」に、味覚を消し去り王国を乗っ取ろうと企む悪者が現れ、主人公ファル(=プレイヤー)が、グランシェフを目指し料理修業しながら人々を救うというもの。
ゲームの中で調理する四七のレシピは、身近なものから本格的なものまで揃え、プレーすることで料理の知識が身につく仕組み。
監修者の服部幸應氏は、「子どもたちがゲームをすることで料理に興味を持ち、興味があるからゲームに夢中になる相乗効果が期待できる」とコメントしている。
また、ゲームを一種の広告メディアとしてとらえ、ゲーム中に登場する食品素材、調味料を食品企業の協賛にし、従来のマスメディア戦略とは別のアプローチで、将来の顧客獲得効果があるとみる。
ターゲットは、小・中・高校生を中心に置くが、ヤング世代、主婦層まで意識したゲーム設定となっており、親子で遊ぶこともできる。予定価格五八〇〇円。