喫茶特集 お店紹介 「茶の子Cafe 歓天喜地」

1996.03.04 96号 12面

香港の飲茶のようにちょっとずついろいろ食べられて、ヨーロッパのカフェのように気軽に立ち寄れる店をイメージして昨年12月、神戸ハーバーランドにオープンしたのが茶の子Cafe歓天喜地(かんてんきち)(神戸市中央区東川崎町、078・360・0749)。中国の飲茶という伝統的な飲食スタイルにとらわれず、コーヒーなどの飲み物とともにいろいろな茶の子(点心)メニューが楽しめるという、アジアとヨーロッパのいいとこ取りをした欲張りでユニークな発想のチャイニーズカフェである。

店内はヨーロッパのカフェテラスをイメージして、オープンエアで明るく気軽に立ち寄れる雰囲気だ。ランチタイムには茶の子・デザートなどにコーヒーをセットした昼膳(ランチメニュー。例えば「快力昼膳」はスープ、揚げ茶の子、サラダ、混ぜ御飯かおかゆ、お菓子、コーヒーで八五〇円)。午後のカフェタイムにはホーピン(中国風クレープ)やバーンズ(中国風蒸しパン)のオープンサンドやスイートな茶の子に、コーヒーなどの飲み物を合わせたセットメニュー(一二〇〇円)。夕刻にはお酒に合う茶の子というように、時間帯別にメニューを取りそろえているのが特徴。

飲み物はコーヒー、アーモンドオーレ、ココナッツコーヒー、ハーブティー各四〇〇円、他滋養飲湯としてリンゴ葛湯、生姜湯、三香乳茶、ビタミン補給ジュース各四五〇円、アルコール類は三五〇円から。パーティー対応も行う。

店舗面積は一六五・七平方メートル、一〇〇席、初年度売上げ目標は一億三〇〇〇万円。客単価はランチタイム八五〇円、ティータイム七〇〇円、夜一五〇〇~二〇〇〇円。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら