居酒屋ラーメン特集:イベリコバル門仲「イベリコラーメン(醤油or塩)」

2016.06.06 447号 15面
イベリコラーメン(醤油or塩)900円

イベリコラーメン(醤油or塩)900円

 ●究極のとろけるチャーシュー 締め人気からランチへ

 東京・門前仲町のスペインバル「イベリコバル門仲」は、イベリコ豚を使った「イベリコラーメン」で高い人気を誇っている。同店は、1階はイベリコ豚のプランチャ(鉄板焼き)をメーンとした本場のバル料理、2階はイベリコ豚のしゃぶしゃぶコースを提供する、ユニークな業態スタイルを採用し、近隣の住民やビジネスマンを中心に人気の店だ。そのしゃぶしゃぶコースの締めメニューとして開発したラーメンが好評を博し、ランチメニューとして昇格するや、20を超えるメディアに取材されるほどの人気メニューとなった。

 ベースのスープはイベリコ豚の豚骨を柱に、鶏がらなども合わせて取った清湯スープ。合わせる醤油だれはイベリコ豚のチャーシューを作ったたれに各種調味料で味を調えたもの。

 チャーシューは醤油に酒などを加えた甘口たれに、フライパンで表面を香ばしく焼き固めたイベリコ豚のばら肉を入れて2~3時間煮込む。それ以上煮込むと、脂が溶けて身崩れしてしまうというのだから、その軟らかな身質は相当なものだ。チャーシュー50gほどを厚切りし、口の中でとろけてイベリコ豚特有の甘い脂を堪能できる。

 「コンセプトはワインに合うラーメン。スープ、チャーシューともにイベリコ豚の滋味深い味わいを表現することを第一に商品を開発しました」と瀧沢貴正料理長。獣臭や醤油感を極力抑え、イベリコ豚の繊細なうま味を引き出した上品な味わいは、カヴァなどスパークリングワインなどとも相性がよい。

 ●店舗情報

 「イベリコバル門仲」 経営=スペインクラブ/所在地=東京都江東区門前仲町1-15-5 門前仲町ビル/坪数・席数=60坪・60席

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