Webで話題の新家庭料理(10)豆腐生チョコ 低カロリー低糖質のスーパースイーツ
◆ホリエモンプロデュース商品のレシピ ケーキやタルトなどにアレンジ性も抜群
3月、旅立ちと出会いの新たな季節です。何かとイベント事が重なり、年末とは違ったせわしなさがありますね。
ちょっとしたホームパーティーやお持たせに、簡単だけれど気の利いたものを用意したい……。そんなときに私がお薦めするのは「豆腐生チョコ」。
豆腐生チョコは、佐賀県の三原豆腐店で生まれた、新感覚のヘルシーなチョコレートです。ホリエモンこと、ライブドアの元代表取締役社長・堀江貴文さんがプロデュースした商品で、販売数が少なく売切れ必至なため、最近はそのレシピがネット上で話題となっています。2015年2月には、「あさチャンのキテマス!」で放映。
でもこの豆腐チョコ、実は、約10年前の「伊東家の食卓」でも紹介されており、クックパッドにもたくさんレシピが掲載されている、伝統あるチョコレートのようです。
基本の作り方は、チョコレートを湯煎で溶かし、生クリームの替わりに裏ごしした絹ごし豆腐を混ぜ、冷凍庫で冷やしたらできあがり、という簡単3ステップ。
低カロリー低糖質、それでいて、味は、優しい口当たりととろける感じが、従来の生チョコ以上との評判。
ひと手間加えれば、生チョコレートケーキになったり、ちょっとお洒落なタルトになったり、と、アレンジ性も抜群。最近のレシピは、ココナツオイルなどを利用した、美容意識の高いものも多数あります。
料理の世界も「温故知新」ですね。
定番のビターチョコレート仕様が私は一番好みですが、ホワイトチョコレートを使うと、この時期にぴったりな優しい風合いに仕上がります。
●広瀬佐知子(ひろせ・さちこ)
EATWORKS所属。某大手外食企業本社や輸入商社勤務から個店経営まで幅広いフードビジネスに携わる。現在はコーディネーションや立ち上げなどさまざまな分野で活躍。4人の子どもの育児を通じ“心と体に優しい食”が自身のテーマ。