数字で読み解くフードサービストレンド:急成長するフードデリバリー(宅配)
●市場規模は4039億円、前年比プラス11%
「ウーバーイーツ」「出前館」「楽びん!」などシェアリングデリバリーサービスが次々と立ち上がり、大手チェーンのマクドナルド、吉野家、スシローなどがこれらのデリバリーサービス導入を開始し、にわかにデリバリー市場が活性化しています。外食・中食市場情報サービス『CRESTプラス11%とここ1年で急増していることが分かります(図表1)。
デリバリーの急増にはインターネットサイトやアプリの発達が影響しています。直近1年のインターネットとアプリ計のオーダー比率は36%で、デリバリー計の増加分の67%がこれらの成長によるものです。
世界でもすでにこのシェアリングデリバリーにより、デリバリーが大きく成長しています。日本でもフードデリバリーは今後も大きく成長していくことが予測されます。
デリバリー機能を自前で持たないレストランでも、デリバリーサービスを手軽に導入し、新たなニーズによる新たな顧客をつかむ大きなチャンスがここにあります。
(エヌピーディー・ジャパン 東さやか)