食の新潮流:味の素社 トップアスリートの「食」から生活者の「食」へと進化
●おいしく食べてカラダづくり 「勝ち飯」を実践する3つのポイント
近年、日本代表の各競技のアスリートの活躍ぶりが目覚ましい。味の素社では以前から、「勝ち飯」でトップアスリートの活躍の源となる、「食」と「栄養」をサポートしてきた。トップアスリートをサポートしてきた知見と、長年にわたる独自のアミノ酸研究を生かし、現在の「勝ち飯」はトップアスリートのための「食」から、家庭・事業所給食、量販店惣菜など、生活者の「食」へとさらなる進化を遂げている。
「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるか」を考えながら、おいしく食べてカラダづくりを行う栄養プログラム、それが、がんばる人のチカラになるごはん「勝ち飯」だ。
「勝ち飯」を無理なく実践するポイントは次の三つ。
(1)カラダづくりに欠かせない、肉や魚、卵、大豆などのタンパク質をしっかり取る
(2)カラダを整えるビタミン・ミネラル源の野菜をたっぷり取る
(3)消化・吸収を助けるうま味の利いた汁物を献立に取り入れる
中でも、具材のアレンジで、タンパク質と野菜を一緒に取れる汁物は、「勝ち飯」の入り口として、実践しやすい便利なメニューと位置付けている。
トップアスリートへ「勝ち飯」を提供している味の素社ならではの選手サポートのファクトを生かし、委託給食企業とタイアップで、日本を代表するトップアスリートが実践したメニューを日替わりで「勝ち飯」フェアとして提供した。その反響は、「メダリストと同じ食事が食べられるなんて」と大好評だったという。バランスよく、栄養が摂取でき、文字通り「がんばる人のチカラになるごはん」だ。現在、事業所給食向けメニューは17種類のバリエーションがある。
●SM惣菜に好適! 勝ち飯スープ提案
また、味の素社では量販店惣菜への「勝ち飯」展開として、「勝ち飯」の栄養基準を満たした、具だくさんスープを提案している。
ボウル容器の下にうま味を利かせたスープをゼラチンで固め、その上に具材をたっぷりのせるだけ。食材を変えることで季節感も演出できる。蓋に「勝ち飯」のシールを貼付することで、コンセプトも一目瞭然。調理もレンジアップするだけで簡単。野菜とタンパク質たっぷりで、うま味の利いたおいしいスープが出来上がる。このスープ惣菜に主食のおにぎり、パンなどを組み合わせるだけで簡単に「勝ち飯」を実践することができるのだ。実際に導入した量販店では(1)見た目で分かる肉・魚・野菜の栄養バランスのよさ(2)具材のボリューム感(3)目を引く売場により従来の単価よりプラス100円単価が高くても売れている。現在、スープ惣菜は7種類のバリエーションがあり、期待が寄せられている。
さらに同社では、「勝ち飯」を「タンパク質」「野菜」など栄養バランスがよいブランドとして確立し、超高齢社会の進展により在宅介護が主流になることを見越して、具材を食べやすい形状にし、高タンパク、高ビタミンで高齢者にも食べやすいスープ惣菜の提案も視野に入れている。
◆勝ち飯の原点「ビクトリープロジェクト」
味の素社は2003年から「ビクトリープロジェクト」を進めている。日本代表選手および候補選手に対して、 食とアミノ酸を通じたコンディショニングサポート「ビクトリープロジェクト」を推進。「Eat Well=目的のために食べる」ことによってトップアスリートの「Live Well=世界で勝つ」 の実現に貢献している。
「勝ち飯」を通じたトップアスリートへのサポートとは、まず「勝ち飯」勉強会を実施、その後、味の素ナショナルトレーニングセンターで「勝ち飯」の体験、強化期に自宅や合宿先でも「勝ち飯」を実践、さらに大会本番中も各選手に最適な「勝ち飯」の提供や栄養摂取プランの組み立てなどで、選手の活躍を支えている。
◆四川風麻婆定食
あのメダリストも食べた!?
●本格四川風麻婆豆腐
使用食材:Cook Do 四川風麻婆豆腐用
花山椒などを使用し本格的な辛味が特徴/規格=1L
使用食材:AMOY 豆板醤
辣醤とそら豆麹を合わせて発酵
規格=1kg
使用食材:丸鶏がらスープ
丸のままの鶏肉とがらをじっくり煮出した顆粒鶏がらスープの素/規格=500g、1kg
●ほうれん草とえのきのマヨごまあえ
使用食材:ピュアセレクト マヨネーズ
国産新鮮卵のみを使用/規格=1kg
●トマトのブロッコリーのサラダ
使用食材:味の素kkフレンチ白ドレッシング
レモンの風味がほどよく利いて後味さっぱり/規格=1L
●かき玉のみそ汁
使用食材:
ほんだし かつおだし
◆具だくさん韓国風肉豆腐スープ
勝ち飯スープ 量販店のスープ惣菜に
使用食材:丸鶏がらスープ
使用食材:かけだれ工房 ピリ辛コチュジャンだれ
韓国独特の素材コチュジャンをベースにしたピリ辛ダレ/規格=1L