愛用食材と調理技術:赤丸食堂 三晃食産「三晃ウスターソース・とんかつソース」
●卓上用にブレンドして提供 自慢のタレの商品化も
「大阪人はソース好きで、こだわりを持つ人も多い。豚カツなどの洋食メニューにマッチするソースで、よりおいしく楽しんでほしい」(四宮務店主)と、4年ほど前から愛用しているのが、三晃食産の「ウスターソース」と「とんかつソース」だ。
同品は、手作りで製造する“地ソース”。以前は卓上用のソースとしてポピュラーな銘柄の商品を利用していたが、同品に出合い、その味に感心して導入を決めたという。テーブルには、ウスターソース7対とんかつソース3の割合でブレンドして並べている。客からも好評で、量が減る速さにも驚かされるとか。
また、和洋中の幅広い料理を提供する同店では、中華料理の豚天に添えて出すタレも自慢の味。チャーシューの製造過程で生まれるうま味をもとに、昔からの手法で作られる“秘伝の味”だ。
「このタレが欲しい」という声も多く、味を正確に再現したPB商品「豚天醤油」を開発。2020年2月からは店頭販売を開始し、今後のネット販売なども視野に販路を広げたい考えである。
●「三晃ウスターソース・とんかつソース」 三晃食産(大阪市港区)
規格=各900ml
●店舗情報
「赤丸食堂」
所在地=大阪市港区磯路2-6-3