ウワサの新店舗:気取らない肴、深夜営業、コの字カウンターの大衆酒場人気再燃か
東京・三軒茶屋に12月オープンした「赤星」は、「酒場アカボシ」「タートル」を運営するplowの3店舗目の大衆酒場。入口の縄のれん、「吉野家のイメージで、調理場から直接料理を提供したかった」(久我耕輔社長)という大きなコの字カウンター、ステンドグラスをあしらったノスタルジックな雰囲気の店内と、すべてが古き良き名酒場を彷彿させ、酒飲みに響く。メニューは気取らない“酒場料理”でありながら、今風のアレンジが加わっている。店内、料理ともに、言うなれば「昔ながらの大衆酒場を現代のセンスでアップデートした次世代の愛すべき酒場」だ。
久我社長いわく「今、居酒屋は22時30分ラストオーダーの店が多く、2軒目に行きづらくなった。酒場業界を再び盛り上げたい」と、同店は深夜2時まで営業。元気な大衆酒場が激減してしまった現状だが、居酒屋需要が回復傾向の今、今年はこうした大衆酒場の快進撃が望めるかもしれない。
●店舗情報
「赤星」
経営=plow/店舗所在地=東京都世田谷区太子堂2-23-5/営業時間=18時~翌2時。月曜休/坪数・席数=14.4坪・33席/平均客単価=3,000~3,500円