ウワサの新店舗:気取らない肴、深夜営業、コの字カウンターの大衆酒場人気再燃か

2024.01.01 539号 04面
鶏の唐揚げ 528円(税込み) 「酒場アカボシ」の名物でもある、まん丸い形状にした唐揚げ

鶏の唐揚げ 528円(税込み) 「酒場アカボシ」の名物でもある、まん丸い形状にした唐揚げ

豚足 1個 275円(税込み) 茹で、揚げ、冷やの3種類から選べる名物メニュー

豚足 1個 275円(税込み) 茹で、揚げ、冷やの3種類から選べる名物メニュー

肉詰めPマン 638円(税込み) 自家製の甘辛ダレと卵黄を絡めていただく

肉詰めPマン 638円(税込み) 自家製の甘辛ダレと卵黄を絡めていただく

茄子オランダ煮 638円(税込み) どこか懐かしいナスの揚げ浸し

茄子オランダ煮 638円(税込み) どこか懐かしいナスの揚げ浸し

 東京・三軒茶屋に12月オープンした「赤星」は、「酒場アカボシ」「タートル」を運営するplowの3店舗目の大衆酒場。入口の縄のれん、「吉野家のイメージで、調理場から直接料理を提供したかった」(久我耕輔社長)という大きなコの字カウンター、ステンドグラスをあしらったノスタルジックな雰囲気の店内と、すべてが古き良き名酒場を彷彿させ、酒飲みに響く。メニューは気取らない“酒場料理”でありながら、今風のアレンジが加わっている。店内、料理ともに、言うなれば「昔ながらの大衆酒場を現代のセンスでアップデートした次世代の愛すべき酒場」だ。

 久我社長いわく「今、居酒屋は22時30分ラストオーダーの店が多く、2軒目に行きづらくなった。酒場業界を再び盛り上げたい」と、同店は深夜2時まで営業。元気な大衆酒場が激減してしまった現状だが、居酒屋需要が回復傾向の今、今年はこうした大衆酒場の快進撃が望めるかもしれない。

 ●店舗情報

 「赤星」

 経営=plow/店舗所在地=東京都世田谷区太子堂2-23-5/営業時間=18時~翌2時。月曜休/坪数・席数=14.4坪・33席/平均客単価=3,000~3,500円

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