キラリと光る名脇役:自家製ローストビーフ ダブル主役級の人気メニュー
●低温調理で軟らか&ジューシー
「平塚 肉バルSOLE」のナンバーワンメニューは、「炎のクリームチーズリゾット」。直径約46cmのチーズを半分にカットしたものに、アルコール度数96度のスピリッツを垂らして点火。勢いよく立ち上がる炎の熱でトロリとなったチーズをクリームリゾットに加える。炎のパフォーマンスが大人気のメニューだが、それに次ぐのが「自家製ローストビーフ」。
アンガス牛の内もも肉を低温でじっくりと火入れして、しっとり軟らかに仕上げたローストビーフだ。6kgのブロック肉の火入れに約5時間をかける。
「人間がサウナでじっくり体を温めると筋肉がほぐれるのと同じように、牛肉も低温で時間をかけて丁寧に火を入れると、水分を逃さず軟らかく焼き上がるんです」と三好美樹雄オーナーシェフ。
同店は、開業当時はイタリアンメニューをメインにした居酒屋業態だったが、「自家製ローストビーフ」が完成したことで、肉のつまみを展開。炙りチャーシュー、燻製カモ串、豚肉と鶏レバーのパテ、ハーブソーセージなどの肉系でメニューを特徴づけている。「自家製ローストビーフ」は脇役どころか、「炎のクリームチーズリゾット」と並ぶダブル主役といえるだろう。
●店舗情報
「平塚 肉バルSOLE」
所在地=神奈川県平塚市宝町5-25 GAUDIビル別館1階