外食ラーメントレンド予測:富士食品工業「マシマシ醤油ラーメンスープの素」ほか
●ガッツリ系の潜在ニーズ高い 香りがやみつき感を生む
事業戦略部 商品戦略グループ係長 金子理菜氏
ラーメントレンドは多様化が進む中、大きくガッツリ系と原点回帰系に二極化していると思います。ガッツリ系は「アブラマシマシ」など、特有のフレーズは全国的に浸透してきましたが、専門店は敷居が高く、実際に食べる機会はまだ十分ではないと思います。
もっと手軽にガッツリ系を楽しんでいただけるよう、当社では「マシマシ醤油ラーメンスープの素」と「豚脂マシマシだしあぶら」を新発売しました。ガッツリ系のインパクトを支える豚のうまみあふれる醤油ラーメンスープの素と、豚脂の粒感や炊き出したような豚の風味が特徴のだし入り油脂です。
また、煮干し、鰹節、宗田鰹節の香りとうまみが詰まった「ぶしあぶら」も発売しました。豚脂、煮干しともに原料が高騰しており、長時間炊き出すことも人手不足で難しい中、プラス一手で香りとうまみ、素材の口当たりによる風味のインパクトを付与できます。
今後のトレンドとしては「香り」に注目しています。出来立ての香り、麺をすすった時の鼻に抜ける香りが、また食べたいというやみつき感に繋がると考えています。
●富士食品工業のイチ押し
セット提案でガッツリ系を手軽に
「マシマシ醤油ラーメンスープの素」
ニンニク、豚脂マシマシのガッツリ系のインパクトをしっかり支える豚のうまみあふれる醤油ラーメンスープの素。
規格=1kg/常温
「豚脂マシマシだしあぶら」
豚脂の粒感や炊き出したような味わい深い豚のコクが特徴の「だし入り油脂」。
規格=300g/冷凍
●トレンドポイント
提供先が広がればガッツリ系さらに拡大
香りの重要性認知進む