多忙でも読める外食ニュース
●串カツ田中、再成長へ リブランドを開始
ユニシアホールディングスは、基幹ブランドである「串カツ田中」のリブランディングをスタートした。同ブランドは創業から約18年となるが、これからの20年、30年を見据えてブランドの成長を図るため、今回、ブランドロゴと店舗の内外装デザインを刷新。まず、フラッグシップ店舗として既存の「赤坂店」を先行リニューアルし、以後、新しくオープンする店には同デザインが採用される。また、既存店も約10年をかけて順次改装する計画であるという。
解説=「串カツ田中」は2008年、東京・世田谷に1号店を出店。現在は全国で350店舗を超える。近年は新業態の開発にも意欲的で、直近では8月、東京・東大和に、豚カツの新業態「カツのジョー」をオープンしている。
●スガキヤが20年ぶり2店連続で関東再進出
愛知県名古屋市に本拠を置くスガキコシステムズは、同社が展開するラーメンと甘味のブランド「スガキヤ」を約20年ぶりに関東エリアに再出店。神奈川県の横浜市と厚木市に連続して2店舗がオープンし、いずれも商業施設内の店舗となる。メニューは同ブランドの主力商品である「ラーメン」や「ソフトクリーム」「クリームぜんざい」などのほか、店舗限定の新メニューや期間限定のセットメニューなども導入。同社では今後、関東エリアに3年間で50店舗の出店を目指すという。
解説=「スガキヤ」は1946年、甘味のみの「甘党の店」としてスタート。2年後にはラーメンを加えた「寿がきや」の1号店がオープンした。かつては関東に数十店舗を展開していたが撤退。今回は約20年ぶりの再上陸となる。
●東京・八重洲エリアの大規模再開発ビル開業
都市再開発計画により東京駅の八重洲エリアに竣工した大規模複合施設「トフロム八重洲」の商業部分が開業。全体は2棟の建物で構成されるが、両棟にまたがって地下1階から地上4階までのフロアに入居する68店舗のテナントのうち、今回は55店舗がオープンする。その大部分はファストフードやバーなども含めた飲食テナントで、物販店舗も食物販が多い。施設は東京駅の目前に位置しており、八重洲地下街を通じて駅へとつながるほか、バスターミナルなどの機能も有している。
解説=近年、都心部に開業する大規模ビルは賃料の高さなどもあり、郊外の商業施設に入居しているようなチェーンストアの出店は減っている。同施設でも、飲食テナントは比較的経営規模が小さく、客単価の高い専門店が中心だ。
●モスフードが家庭用冷食ブランド新設
モスフードサービスは、新しく家庭用冷凍食品のブランドとして「MOS Deli(モスデリ)」を立ち上げた。これまで、「冷凍モスライスバーガー」などオンライン限定で発売してきた冷凍食品の販売チャネルを小売店舗へと拡大する。同ブランドの第1弾として登場するのは、「焼きおにバーガー」と名付けられた、“具材が入った焼きおにぎり”というタイプの商品2種類。今後、東北、関東、中部、近畿エリアの食品スーパーやドラッグストアなどで、順次販売を開始するという。
解説=「牛丼」「ハンバーグ」「ギョウザ」など、外食ブランドを冠した冷凍食品は、すでに食品スーパーの定番商品となっているものも数多くある。モス社は、ライスバーガー系商品がこうしたポテンシャルを持つと判断したようだ。
●ぼてぢゅう新業態 和カフェを出店
関西を拠点にお好み焼専門店の「ぼてぢゅう」を展開するBOTEJYU Group ホールディングスが、カフェの新業態「富士波珈琲」の1号店を東京湾アクアラインの商業施設「海ほたるパーキングエリア」に出店した。同店は、富士山と海の波をモチーフにした和カフェ業態。独自に配合した小麦粉を使ってつくり上げる「生どらやき」や「生ドーナツ」など、同社が蓄積して来た“粉もん”に関する経験や技術を盛り込んだ和スイーツと、コーヒーなどのドリンク類を提供する。
解説=同社は1946年にお好み焼専門店として大阪で創業。65年には東京・渋谷に出店し、78年にはハワイ店をオープンして海外に進出した。現在は、日本国内と東南アジアを含めて170店舗以上を展開している。
●上島珈琲、創業地に同ブランド再出店
ユーシーシーフードサービスシステムズは、2003年に「上島珈琲店」1号店を開業した東京・神田神保町に、同ブランドの新店を再び出店。当時とは異なる場所だが、ブランド創業の地に再度の出店を果たした。
●英国王室の御用達ティースタンド開業
JR東京駅構内の商業施設に、英国王室の御用達として知られる「フォートナム・アンド・メイソン」のティースタンドがオープン。食物販のゾーンに位置するテイクアウトスタイルのティースタンドで、日本では初の試み。
●トリドールHDが公取委から勧告
公正取引委員会はトリドールホールディングスに対して、中小受託取引適正化法および下請代金支払遅延等防止法(改正前)に基づく勧告を行った。システム利用料という名目で、食材の加工を委託した下請け業者への代金を不当に減額したと認定。
●名古屋矢場とん、ぶーちゃんハウス出店
「みそかつ」で知られる名古屋の矢場とんが、同社のマスコットキャラクターである「ぶーちゃん」を主役にしたコンセプト店舗「ぶーちゃんハウス」を愛知県清須市に出店。店内にはキャラクターを全面に配置し、限定メニューやグッズも販売する。
●「すぱじろう」M&A HUGEグループに
「リゴレット」など独自のブランドを擁するHUGE HOLDINGSが、東京を中心にスパゲッティ専門店「すぱじろう」13店舗を展開するすぱじろうジャパンを子会社化。事業会社HUGEの取締役副社長であった前原靖史氏が社長を務める。
●フーデリmenuが9月でサービス終了
KDDIは、テック企業のレアゾン・ホールディングスと共同で運営してきたフードデリバリーサービス「menu」運営会社の株式をレアゾン・ホールディングスからすべて取得し、同サービスの提供を終了。終了後は法人を解散し、清算する。
●「R Baker」が6坪のベーカリー出店
イートアンドグループが手掛けるカフェベーカリー「R Baker(アールベイカー)」が、東京・品川に約6坪という「超コンパクト」な店舗を出店。同社の東京オフィスに隣接するビル1階に位置し、メニュー開発や店舗開発の拠点ともなる。
●鮮魚チェーンが弁当・丼の新業態
商業施設の食品フロアで鮮魚専門店を展開する北辰水産が、東京・亀有の商業施設に丼物やおにぎり、弁当などを提供する新業態「さかなめし北辰」を出店。テイクアウトのみの対面販売店で、こだわりのおにぎり、海鮮の丼物や弁当などを販売。
●不二家と31アイス、コラボ商品を発売
「不二家」と「サーティワン アイスクリーム」は、発売から75周年となる不二家の「ミルキー」を記念して、コラボ商品をそれぞれの店舗で発売。「不二家」では袋菓子や生菓子が4種類、「サーティワン」ではミルキーにちなんだフレーバーのアイス2種類が登場する。
●ロードサイドに新たなブランド参入
「築地食堂 源ちゃん」を主力業態とするサイプレス・ホールディングスが、同ブランドで初となる約30台の駐車場を備えたロードサイド型の独立店舗を山梨県甲府市に出店。魚介類などの定食や丼物を提供する同ブランドは、これまで商業施設を中心に出店してきた。
編集協力:株式会社EATWORKS(入江直之、岡野恵子)
http://www.eatworks.com/
※記事は一部の固有名詞を省略















