この食材に注目:ヒゲタ醤油「濃厚本膳」 「本膳」をさらに二段熟成!濃厚なその実力

2024.03.04 541号 15面

黒炒飯

黒炒飯

黒上海焼きそば

黒上海焼きそば

ヒゲタ醤油「濃厚本膳」

ヒゲタ醤油「濃厚本膳」

 高級割烹や日本料理店、寿司店などの多くで愛用されている超特選濃口醤油「本膳」(ヒゲタ醤油)。この「本膳」をさらに二段熟成し、コクとうまみをとことん極めた「濃厚本膳」に要注目だ。同社が“ヒゲタ最高峰の再仕込み醤油”と言い切る同品の真価を探った。

 ヒゲタ醤油の「本膳」は、“鮮やかな色”“コク深い味”“芳醇な香り”の三拍子が揃った高級割烹醤油として名高い。この「本膳」の生醤油で再び本膳麹を仕込んで発酵熟成させた再仕込み醤油が「濃厚本膳」である。二段熟成することで同社の「こいくちしょうゆ」と比較しても、うまみ成分は約1.8倍、糖分は約2.3倍、華やかな風味の香気成分は約2.2倍。

 コクと深みを出したい料理や、素材の生臭さを抑えるのにも最適というわけだ。

 好評事例では、例えばラーメンスープ。「濃厚本膳」を少量ブレンドするだけで深みが増し、味わいが大きく変わる。また、そばつゆの活用例では、「濃厚本膳」は塩味が穏やかでだしの香りと後味の余韻を高める特徴が見られ、かえしを寝かす工程を省いても調和の取れた味になる、と高く評価されているのだ。

 ●濃い色合い、強い風味 「濃厚本膳」の中華メニュー提案

 「本膳」シリーズは日本料理を中心に定評があるが、「濃厚本膳」を中華料理に活用しても、おいしさがワンランクアップするはずだ。同品を実際に使い、メニュー開発に取り組んだ東京・神保町「新世界菜館」の傅智料理長は、「塩味がやわらかく、味の厚みが増す。老抽王(中国醤油)と比べると、炒めたときの照りが強く濃い色合いに仕上がるので、シズル感のある見映えになりますね。香ばしさも段違い。煮込み料理にも向いていて、適量加えると風味が向上する」と感想を述べている。

 特に「濃厚本膳」を炒め料理に使うことで、香ばしさと強いうまみを想起させる濃い見た目に仕上がるため、メニュー名に「黒」「濃厚」と冠を付けて打ち出すというのも一案。特徴的な名物料理となり得るはずだ。

 ◇傅料理長のメニュー試作例

 ●見た目のイメージそのままに香ばしさと濃いうまみが秀逸!

 〈黒炒飯〉米250gに対して「濃厚本膳」大さじ3、うまみ調味料少々、コショウ少々で調味。「濃厚本膳」の味こそが主役だ。卵、チャーシュー、ネギのシンプルな具材で炒飯本来のおいしさを訴求

 〈黒上海焼きそば〉中華麺140gに対して「濃厚本膳」大さじ2、オイスターソース大さじ1、ごま油大さじ1/2、酒大さじ1/2、うまみ調味料小さじ1、砂糖小さじ1。「濃厚本膳」とオイスターソースで調味した濃厚な上海焼きそばは、見るからに食欲をそそる

 ●少量ブレンドでも違いは歴然 「こいくちしょうゆ」VS「こいくち+濃厚本膳」

 通常使っている醤油分量の一部を「濃厚本膳」に少量変えるだけでも、その違いは大きい。同社の比較調査による、モニターの採点評価でも、それを裏付けるようなリアルな結果が出ているのだ。

 ◆魚の照り焼き

 味わい:うまみ、コクと味の厚みUP 見た目:照り、ツヤUP

 ◆米菓

 味わい:香ばし感、醤油感UP 見た目:照り、ツヤUP

 ●商品紹介

 ヒゲタ醤油「濃厚本膳」

 ヒゲタ最高峰の再仕込み醤油

 濃厚で低塩、強いうまみがある「本膳」の再仕込み醤油。「コクと深み」を出したい料理や素材の生臭さを弱める効果(マスキング効果)を求める調理シーンに最適。

 規格=10Lバッグインボックス

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