3大コンビニIDレシートデータから見る売れ筋商品ランキング おにぎり・寿司編(2022年12月調査)
IDレシートデータから日本食糧新聞社が加工した3大コンビニの売れ筋商品情報を毎号ピックアップ。今号は2022年12月1日~31日の期間における「おにぎり・寿司」の男女別売上げランキングをご紹介。ランキング表作成:日本食糧新聞社・新製品事業部/データ提供:フェリカネットワークス社
各社の1位は、手巻きのツナマヨネーズで(セブンイレブン女性は2位)圧倒的に人気なのがわかる。2位以下は、サケや昆布、梅、明太子、鶏五目などが上位に入っていた。また、シンプルな塩むすび、わかめおにぎり、赤飯おにぎり、手巻寿司納豆も各社定番商品として取り揃えている。
人気具材のツナマヨやサケは、海苔がすでに巻いてある「しっとりタイプ(直巻き)」と、食べる直前に巻く「パリパリタイプ(手巻き)」の両方が展開されている。
変わった具材の商品として、セブンイレブンでは「舞茸おこわおむすび」、ローソンでは「石川県産米ひゃくまん穀ゆず香る生漬けたら」、ファミリーマートでは「SPAMおにぎり」「SPAMむすびコクうまチーズ」など、産地にこだわった素材や、地域性のある食材、季節性のあるものなどが展開されていた。また、「濃厚豚骨ラーメン御飯と半熟煮玉子おむすび」「オムライスおむすびきのこクリームソース」(セブンイレブン)など、さまざまな変わり種商品が展開されている。
○IDレシートデータ=約3万人の生活者から集まる買い物レシートを、フェリカネットワークス社が200チェーン、325万商品の独自マスタによって解析した流通横断の購買データベース
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◆セブンイレブン
○男性1位 「手巻おにぎり ツナマヨネーズ」140.4円(税込み)/259kcal
こだわりマヨが際立つ
「九州有明海産焼海苔」「こだわり卵のマヨネーズ使用」を訴求。使われているマヨネーズのクリーミーさと量が際立っている。比較的薄味で「ツナ+マヨ」の魅力がシンプルに味わえる。
○女性1位 「手巻おにぎり 紅しゃけ」 178.2円(税込み)/175kcal
炭火焼の香ばしさが◎
パッケージに「炭火焼」と書かれている通り、香ばしい風味が感じられる。紅しゃけの分量自体はさほど多くはないが、紅しゃけの強い味わいと香ばしい風味で、最後までおいしく食べられる。
◆ローソン
○男女1位 「手巻きおにぎり シーチキンマヨネーズ」 135円(税込み)/226kcal
体育会系タイプ!?
ハラミの身が分厚く「魚を食べている!」と実感できる食べ応えがうれしい。「粒立ち ふっくら 金しゃり」と表記されている通り、粒立ったコメは噛むほどに甘く、おにぎり専門店レベルといえる。
○女性2位 「金しゃりおにぎり 焼さけハラミ」 268円(税込み)/211kcal
金しゃりが秀逸
ハラミの身が分厚く「魚を食べている!」と実感できる食べ応えがうれしい。「粒立ち ふっくら 金しゃり」と表記されている通り、粒立ったコメは噛むほどに甘く、おにぎり専門店レベルといえる。
◆ファミリーマート
○男女1位 「手巻 シーチキンマヨネーズ」 135円(税込み)/236kcal
少し甘めで好感度高し
「瀬戸内の藻塩」「有明産海苔」「国産米ご飯」「ふっくらごはん」を訴求。他2店と比べるとご飯のほどけ具合は軟らかめ。シーチキンは比較的甘めで、子どもも喜びそうな好感の持てるおいしさ。
○男女2位 「直巻 焼しゃけ」 135円(税込み)/204kcal
ふわっと崩れる安心の味
海苔が直に巻いてあるタイプで、こちらもご飯は口の中でふわっと崩れるような軟らかいほどけ具合。「しゃけのおにぎり」と聞くと誰もが想像する味そのものの、ホッとするような安定感。
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個数%=コンビニ各社の全商品購入総数(男女別)を100%としたときの割合
ユーザー率(%)=コンビニ各社の購入者の総人数(男女合計)を100%としたときの割合
※ランキング表は22年12月時点でのデータに基づいています。販売終了、リニューアル等、現在の販売状況は定かではありません。 ※価格は編集部が購入した当時の購入価格です。