USA発この新食材に注目!:海藻でできたキャビア「キャビ・アート」

2013.02.04 407号 18面
天然色素を使って色付けたり、フレーバー付けした人工キャビア。人工イクラも

天然色素を使って色付けたり、フレーバー付けした人工キャビア。人工イクラも

寿司、オードブル、温かい料理に。カラフルに演出

寿司、オードブル、温かい料理に。カラフルに演出

 ●「キャビ・アート(Cavi・art)」

 イェンス・モラー・プロダクツ(Jens Moller Products)

 http://www.cavi-art.com/

 http://www.plantbasedfoods.com/

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 ●見た目も味もキャビアそっくり 長期保存可能

 見た目も味も、本物のキャビアそのもののキャビ・アート。海藻でできており、ベジタリアンでも食べられる。熱い料理にも、冷たい料理にも使え、開封前で3年、開封後も3ヵ月もつ。しかも、冷蔵する必要もない。

 魚脂を含まないため、魚臭もしないうえ、本物のキャビアと違って、接触した他の食品に色を付けない。黒の他、赤や黄色、オレンジ色など、天然色素を使って着色させたものもあり、創作寿司やアペタイザーなどを美しく演出できる。

 同製品は、実は、失敗から生まれた。子どもに海藻を使った酵素の実験をしていた創業者、イェンス・モラーさんは、実験に失敗、水の色が緑から赤に変わる代わりに、小さなビーズ状のものができてしまい、それがキャビアそっくりだったことから、人工キャビアを作ることを思いつき、自宅の地下室で実験に実験を重ねて同製品を作り上げることに成功した。

 コレステロール・フリー、低脂肪、低塩。デンマーク製。

 同製品には、バルサミコ、ジンジャー、チリ、ワサビ風味のものもあり、使いやすい。またキャビアの他に、イクラやトリュフそっくりの製品も揃っている。

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