フォーとはまた異なる新しい米麺 「譚仔三哥」の米線に注目

2024.09.25 web号 00面
写真左は「チーズトマト米線(豚ロース&ランチョンミート)」、右は「チーズトマト米線(海老&フィッシュボール)」各1,380円(税込み)/「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」新宿中央通り店、吉祥寺店、恵比寿店で販売。無くなり次第販売終了

写真左は「チーズトマト米線(豚ロース&ランチョンミート)」、右は「チーズトマト米線(海老&フィッシュボール)」各1,380円(税込み)/「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」新宿中央通り店、吉祥寺店、恵比寿店で販売。無くなり次第販売終了

 米線(ミーシェン)を使ったスープヌードル店「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」が好調だ。「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」は香港、中国221店舗、シンガポール12店舗を展開しており、香港の同店はミシュランガイドの「ビブグルマン」に3年連続で認定されている。日本には2022年3月に初上陸し、現在は新宿中央通り店、吉祥寺店、恵比寿店の3店舗。
 米線(ミーシェン)は米粉と水だけで作られた麺で、炊いた米を発酵させたものを原料にしている。同じ米粉を使った麺のフォーよりも細く、モチモチとした食感と軽い弾力、ツルツルとした口当り、ぷつっとした歯切れの良さが特徴だ。軽い口当りと特有のツルツルもちっとした食感から女性に響いており、ラーメン、うどん、そばに次ぐ「第4の麺」として注目されている。
 スープはシビ辛のマーラー、コクのあるクリア、焦がしスパイスのウーラー、フレッシュなトマト、酸味と辛味が絶妙な酸ラー、中国酢とスパイスを合わせたサムゴーサンラーの6種類を用意しており、どれもやみつき感が高い味わい。辛さは10段階で選べ(クリア、サンラーは除く)、肉や野菜、フィッシュボールなど25種類の食材を組み合わせることができ、その自由度の高さも楽しい。
 9月13日からは期間限定でトマトスープとチーズソースを合わせた秋メニュー「チーズトマト米線」を販売している。コク旨トマトスープに別添えのチーズソースでまろやかさを加えて味変する、米線の新しい提案だ。トッピングは「海老、フィッシュボール」か「豚ロース、ランチョンミート」の2種類を用意。
 日本ではまだ定着していない米線だが、スープと具材の自由度の高さと、米線特有の食感は特徴的で、今後急速に人気が広がりそうな予感だ。

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