信州セラミックス、食品業界向けに業務用空気清浄機「アースプラス・エアー」発売
「健康と環境」をテーマに商品と技術を提案する信州セラミックスは、薬剤に頼らず抗菌、抗ウイルス、消臭が可能となる光ハイブリッド触媒技術を開発し、「アースプラス」の商品名で関連商品を順次市場に送り出しているが、業務用空気清浄機「アースプラス・エアー」をこのたび、食品業界向けにも本格発売する。
室内のハウスダスト、細菌、ウイルス、花粉などの微粒子を、99.97%まで一気に捕集・除菌する清浄機。例えば、室内空間に100万個のハウスダスト、落下菌などがある場合、それを30分で1万~2万個にまで激減させるという能力を持つ(1台で30畳の広さをカバー)。この装置を導入するだけで「クリーンルーム」に匹敵する衛生環境を実現することが可能。性能は各種の検査や研究機関により実証済み。大きさは従来の空気清浄機と変わらず、重量も9kgと軽く、簡単に移動することが可能。
「アースプラス」は、当初は介護施設の消臭・防菌目的で開発が進められ、製品の第1号は同素材を使ったカーテン。開発後4年の長期にわたり介護施設3施設で検証が行われ、好成績を残した。
その実績から昨年11月には業務用清浄機の「アースプラス・エアー」を完成。病院関連施設向けに販売を開始したが、すでに2000台を超える実績を作るなど順調に拡大を続けている。24時間運転で電気代は1日約3円。
問い合わせは、(株)信州セラミックス(電話0264・55・1221)まで。