関西版:薬膳スパイスたっぷりのヘルシーカレー 「王様のスプーン」
いまや国民食のカレーは、サラリーマンなら週に1度や2度は選択する圧倒的人気のランチメニューだろう。メジャーリーガーの影響で、ちまたでは能力アップ効果が抜群と、朝の食卓にあがることも増えているらしい。だが今回は、大阪市北区にある「王様のスプーン」が提供する「〆カレー」に注目だ。
「薬膳スパイスのヘルシーカレー」と銘打つこの店自慢のカレーは、料理番の橋本篤子オーナーが毎日、ターメリック、クローブ、コリアンダーなど8種類のスパイスをじっくり自家焙煎し、野菜や果物とともにしっかり煮込んだスープがベースの「胸焼けしない」やさしい味。油と小麦粉の量を極力抑え、8時間以上煮込んだ後さらに5~6日冷蔵庫で寝かせるため、パンチがあるのにスパイスの角が取れた奥行きのあるオトナ味。味の決め手はスパイスの女王と呼ばれるカルダモンがたっぷり入っていること。消化を促すだけでなく、体を温めるため呼吸器疾患に良く、腎臓も元気にするうえ、リラックス効果も高い。この効能を知ってか知らずか、飲みすぎた翌日の昼に「二日酔いに効くカレー」を求めるリピーターが続出中。
仕事帰りにサラッと飲んで帰ってほしいと08年3月には、「ちょい飲み300円」のバータイムもスタート。店内は、白い壁と木目調が一見カレー屋とは思わせないカフェ風の造りで、女性客が仕事帰りに立ち寄っても何ら違和感なし。アルコール類のほか、キーマ&クラッカー、バジルとペッパーのチーズやイベリコ豚のパリパリ餃子などがほぼ全品300円。ビール2杯とつまみ1皿なら週に2度は通える価格設定だ。
この夏登場のキーマカレーにポテトを加えて仕上げた「カレー屋の作ったカレーコロッケ」(300円)は早くも評判で、精肉店のカレー風味のコロッケとは一味違う。コメか麺で〆たい飲み助には「ちびカレー」がお薦め。カレー1皿は翌日の胃が少々心配だが、小さいサイズの「ちびカレー」なら安心。おまけに抗酸化作用や消化作用のあるスパイスがふんだんに入っている。二日酔いに効く「〆カレー」は新しいトレンドかも。
◆「王様のスプーン」(大阪市北区西天満5-11-4、電話06・6362・8028)営業時間=午前11時~午後3時、5時~9時、土曜日はランチタイムだけ。日曜・祝日休み/席数=20席/人気メニュー=王様のカレー(700円)、季節の野菜カレー(800円)、夏季限定・1日20食限定の冷やしカレー(900円)













