食材活用の知恵:日出味噌醸造元「金紋 江戸甘味噌」
◇味噌カツサンド/450円
●料理内容
「金紋 江戸甘味噌」を弱火にかけながら砂糖を練り込み、みりんでのばす。冷まして豚カツに塗る。食パンにバターを塗り、豚カツとキャベツの千切りをサンドし三等分にカットする。本場名古屋の味噌カツのたれよりも食べやすく幅広い層の人気を獲得。
●使用状況
3年前、人気のカツサンドに味のバリエーションを、とメニューに加えることにした。「試食した中でもこの品は、甘みが豚カツとキャベツにマッチしたことに加え、塩分が少ないので味の調整がしやすい。味噌の風味を存分に生かしながらも、しょっぱくなり過ぎません」(店主)。味噌カツといえば名古屋、八丁味噌のイメージが強い。「八丁味噌よりもクセがなく食べやすいたれに仕上がりました。地元・東京の味噌という点にもひかれましたね」(同)
●使用食材:(株)日出味噌醸造元「金紋 江戸甘味噌」
徳川将軍家出身地の三河の八丁味噌のうまみと京都の白味噌の上品さを兼ね備えた味噌として江戸中期に開発。以後、江戸の代表的な味に。たっぷりの米麹を使った甘みと、普通の辛口味噌の約半分という少ない塩分(6%)が特徴。味噌汁のほか、料理にも使いやすい。そば味噌、田楽に最適。直接販売可能
(問い合わせ先=電話03・3451・9331)。
規格=500g×10個
○某手作りパン屋/東京都V市
私鉄G駅から徒歩3分、大手スーパーや商店が並ぶ商業地区に立地。30代の店主が居抜きを改装し5年前にオープンさせた。石窯で焼くパンが地元民に大人気で、自慢のクロワッサンは早い者勝ち。店内に喫茶スペースがあり、主婦やOLの憩いの場にもなっている。
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匿名での事例紹介は当事者さまの都合により実名を伏せています。記事内容は実例をもとにしたフィクションです。料理は当企画のために実例を再現したものです。
この企画の問い合わせは (株)横浜エージェンシー 電話045・312・3052 営業第1部 担当/杉山、佐藤、古山