シェフの愛用食材:ドイツビアホール ツムビアホフ・村上廣晃料理長 「黒トリュフオイル」
フランス修業時代に、この黒トリュフオイルに出合ったシェフ。瓶の蓋を開け、その瞬間に広がる新鮮なトリュフの香りに驚いたと言う。
「日本では、料理を作る際に味見をしますよね。フランスでは、まず、香りをかぎます。塩を入れたら、塩の香りが、野菜を入れたら、その野菜の香りがすると学びました。その時から、“香り”も“食”として楽しむものだと思っています。この黒トリュフオイルは、まさに、最後の仕上げの数滴で、お皿にもう1品増えるような感じ。お客さまの楽しみも1つ増えるのですから、重宝しています」
ツムビアホフでは、パスタ、サラダなどに、この黒トリュフオイルを使用。その中でも人気は、フライドポテト。揚げたてのフライドポテトにこの黒トリュフオイルをひとかけ。フライドポテトがテーブルに運ばれてくると、まわりは香ばしい香りでいっぱいに。口に入れると、また口の中でもトリュフの香りが広がり、濃厚なドイツビールとぴったりだ。まさに、シェフの言う通りポテトのほかにもう1品増えた感じ。お得な気分になる。
「また黒トリュフアロマですので、手軽に使えます。そこが気に入っているところです。本物の黒トリュフは高額ですから、常にお客さまに味わっていただくことはできません。でも、このオイルのおかげで、みなさんに黒トリュフの“香り”を食べていただくことができます。よい物は多くの方と味わいたいですからね」とシェフ。
フランス料理からドイツ料理を手掛けるようになり、はや1年。村上シェフのフレンチとドイツの融合に、黒トリュフオイルは、今、大いに活躍中だ。
●店舗概要
「ドイツビアホール ツムビアホフ」 所在地=東京都新宿区歌舞伎町1-16-1 今宮ビル5F http://www.eyema-ent.co.jp/
●プロフィール:「ドイツビアホール ツムビアホフ」料理長・村上廣晃氏
むらかみ・ひろあき 半年間パリのタイユヴァン勤務を経て、東京タイユヴァン・ロブションに2年勤務。青山のアラン・デュカスのビストロ「ブノワ」の部門シェフを1年勤め、その後、「ポールボキューズ」銀座店の副料理長に。2009年よりドイツビアホール ツムビアホフの料理長として勤務。現在に至る。
◆商品概要
ジャン・ボードワン・フィス「黒トリュフオイル」(Huile aromatisee a la truffe noire JEAN BAUDOIN FILS) 輸入元(株)アルカン http://www.arcane-jp.com/
東京都中央区日本橋蛎殻町1-5-6 お問い合わせ=電話03-3664-6551(代)
フランスの中でも、良質なトリュフを産出することで有名なプロバンス地方・カーペントラス。その地に1840年以来営まれるジャン・ボードワン・フィスは黒トリュフ加工の老舗ブランド。ヒマワリ油に5%の黒トリュフアロマを含んだこのオイルは、数滴で黒トリュフの香りが料理全体に広がり、サラダ、リゾットなど、さまざまな料理の仕上げに最適だ。
規格=ガラスボトル250ml