シェフの愛用食材:ラ・ヴォワール 鈴木学オーナーシェフ 富士商事「パールアガー8」

2011.03.07 384号 05面

 ◆オードブルに最適 つやっとした美しい透明感をパールアガー8で!

 キラキラ光るゼリーがサラダやムースの上にのっているだけで、とても華やかに見えるものだ。「ラ・ヴォワール」の鈴木シェフの一皿も、どれをとっても繊細であり美しい。

 「オードブルなどに、ゼリーをよく使います。パールアガー8で作るゼリーは素材にくっつかないので、きれいな仕上がりになり重宝しています」と鈴木シェフ。

 ゼリー寄せはフランスの伝統料理。ウサギのゼリー寄せ、子豚のゼリー寄せ、肉や魚を煮たブイヨンをゼリー寄せにするアスピックなど、さまざまなゼリー寄せがある。さまざまな色のゼリーを重ね合わせたゼリー寄せなどもフレンチの伝統調理方法である。

 レストランで重要なのは、出した後、ゼリーが崩れないこと。熱でゼリーが崩れてしまっては、せっかくの一皿が台無しになってしまう。

 そこで、活躍するのがパールアガー8。熱に強く、夏場でも常温で溶けることはない。また、透明感があり、素材の色を鮮やかに出すことができる。トマト、グリーンピースなどの野菜のゼリー寄せなどにぴったりだ。

 「バットに入れておくだけで固まり、その後崩れないので、オマールエビに挟んだり、また、弾力性があるので、ゼリー同士を重ね合わせたり、デザート以外にもいろいろな調理ができます」と鈴木シェフはアガー8の使いやすさを絶賛する。

 美しい料理が目の前に運ばれる時ほど、幸せなことはない。ゼリーが入った繊細な料理。つややかなゼリーは一皿をさらにロマンチックなものにしてくれるだろう。

 ◆(株)富士商事「パールアガー8」

 (東京都江戸川区)

 ゼリー寄せなどを作る際に欠かせないもの。それは、液体を固める働きをする寒天、ゼラチン、アガーだ。寒天は、常温で固まる。しかし、ゼリーに透明感が出ない。ゼラチンは、透明感は出るが、常温では固まらない。冷蔵庫が狭い場合は不便だ。また熱に弱くもろい。この問題点を解決してくれるのがパールアガー8。常温でしっかり固まり、熱に強く、いつまでも弾力性と透明感を保ってくれる。さわやかな春、夏の一品やビュッフェ形式の料理には、欠かせないアイテムだ。

 規格=1箱/500g×2袋

 ◆ラ・ヴォワール オーナーシェフ 鈴木学氏

 すずき・まなぶ ウエスティンホテル東京に11年在職。その後渡仏。パリのMeurice(現三つ星)やボルドーのChateau Cordeillan-Bages(現二つ星)で部門シェフを担当。2007年にラ・ヴォワールを開業。現在に至る。

 ◆店舗情報

 ラ・ヴォワール

 埼玉県さいたま市浦和区仲町1-11-12 さくらビル浦和12F

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