中華チェーンの一番人気麺特集:熱烈中華食堂 日高屋「野菜たっぷりタンメン」
●野菜350gタンメンの先駆け
駅を降りたらそこにある。そんな印象を根付かせる「熱烈中華食堂 日高屋」。1都3県(東京、埼玉、神奈川、千葉)の駅前一等地に絞り込んだ出店コンセプトで300店舗を目前としている。
店の人気ナンバーワンは「野菜たっぷりタンメン」である。具材はキャベツ、モヤシ、玉ネギ、ニンジン、ニラ、キクラゲ、豚ばら肉などと盛りだくさんで、スープは海鮮だしをベースにした塩味で、飽きの来ないまろやかなあっさり味付け。麺は食べやすい中細麺で、自社のセントラルキッチンで作る自家製麺。
同メニューの導入は2004年。09年から野菜を300gから350gに増量したところ一気に売上げを伸ばし、看板メニューである390円の中華そばに並ぶ人気メニューとなった。これ1杯で1日に摂取したい野菜量が食べられるため、女性客の集客にも一役買っている点も見逃せない。
独自の鍋調理技術審査をクリアした料理人が、ツーオーダーで中華鍋を強火で振るって作るシャキシャキとフレッシュな食感も人気の理由だ。
◆「熱烈中華食堂 日高屋」経営=(株)ハイデイ日高/本社所在地=埼玉県さいたま市大宮区大門町3-105、やすなビル6F/店舗数=288(2011年7月現在)