外食経営に役立つブックレビュー:『1200食のマーケティング 「買い方革命」を迎え撃つ』

2014.11.03 428号 14面

 ●女性マーケティングコンサルタントが見た食マーケティングの課題と可能性  本書は、主に小売業に向けた食のマーケティングの労作だ。タイトルの「1200食」とは、ひとりの人間が間食なども含め1日に3食+αの食事をするとして、1年間に食べる回数のことを指している。出版されたのは今から20年以上も前だから、本書の内容がそのまま現在のマーケティングに生かせるとは限らないが、その視点は現在でも十分に通用する。というよりもむしろ、本書で著者が提起している命題の中に

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