時代にハマる美メニュー:美容ドリンクの新定番 韓国料理店にも拡大中
(左)=トマトジュース、カルピスを合わせたソフトドリンク「トマトカルピスジュース」(440円・税込み)/(右)=トマトジュース、焼酎、炭酸、レモン搾り汁を合わせた「トマト&レモンサワー」(550円・税込み) トマトと韓国料理の組み合わせは、色合いの点でも印象的な“赤色尽くし”で映える。チーズを使った韓流グルメとの相性も上々だ
韓国屋台ホンデポチャ 新大久保本店 韓国を訪れたような気分になれる本格韓国料理の人気店。「チーズタッカルビ」「エビチーズフォンデュ」などチーズを使った韓流グルメが名物。東京、神奈川、大阪に計15店舗を展開。
トマトサワーの人気が広がっている。トマトに含まれるリコピンの抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、メラニン色素の沈着抑制による美肌効果などが期待できることから、美容意識の高い女性を中心にトマトは以前から注目されていた。このトマトをサワーなどに採用し、アンテナ感度の高い層を取り込みたい飲食店が増えているようだ。
●「韓国料理×トマトサワー」の人気急上昇!
東京・新大久保「韓国屋台ホンデポチャ新大久保本店」でも8月から、「トマト&レモンサワー」を新しくメニュー採用した。「もともと韓国料理は、健康や美容になるべくよいものを食べたいという20~30代の女性層からの支持が厚い。唐辛子に含まれるカプサイシンの脂肪燃焼効果や、サムギョプサルのコラーゲンが魅力のようですね。また、トマトのリコピン=美容効果が高いというイメージも美容に関心の高い人には常識として広がっている。“韓国料理×トマトサワー”の美容グルメコラボは、来店客のニーズに合うと考えました」と、ジョン・ジェヨン店長は「トマト&レモンサワー」の販売を開始した理由を語っている。
“韓国料理×トマトサワー”の組み合わせ自体も新鮮だ。「韓国料理に合わせるドリンクというとビール、焼酎、マッコリが主流で、爽やかなタイプの定番アルコールは意外と少ない。韓国料理の濃厚な辛い味を洗い流し、口の中がさっぱりするためトマトサワーは相性がいい。2杯、3杯と追加注文するお客さまも多いですね」(ジョン・ジェヨン店長)と、好評の様子だ。
美容イメージが強いトマトサワーは、「おいしいだけでなく美容にもプラスになりそうなものを摂りたい」という現代ニーズにマッチしている。さっぱりと飲みやすいその味わいも万人好みで、今後、美アルコールの定番としてますます広がっていくのではないだろうか。
●店舗情報
「韓国屋台ホンデポチャ 新大久保本店」
経営=ジェーディーレックス/創業=2017年/店舗所在地=東京都新宿区百人町1-3-1/卓数・席数=20卓・60席/営業時間=11時30分~23時30分。無休