即席麺特集2024
即席麺市場は、数量ベースでの拡大に向けて、正念場の一年となりそうだ。23年度（23年4月～24年3月）の即席麺総需要は、数量ベースで前年比4％減、金額ベースで同4.6％増で着地した。22年6月と23年6月の2年続けての価格改定が行われたことに加え、消費者の低価格志向の高まりもあり、数量ベースで伸び悩んだ。（久保喜寛）
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◆即席麺特集：価値提案で購買意欲を刺激 数量での拡大を
小麦加工 2024.07.12即席麺市場は、数量ベースでの拡大に向けて、正念場の一年となりそうだ。23年度（23年4月～24年3月）の即席麺総需要は、数量ベースで前年比4％減、金額ベースで同4.6％増で着地した。22年6月と23年6月の2年続けての価格改定が行われたことに加え、消…続きを読む
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即席麺特集：日清食品 「ラ王」に冷やし投入 夏のシーフード活性化
小麦加工 2024.07.12日清食品の4～5月の即席麺販売状況は、前年を若干下回って推移している。23年6月に価格改定を実施した影響で同年5月に特需があった反動により、24年5月が前年比でやや伸び悩んだ。ただし昨年は6月が落ち込んでいるため、第1四半期（4～6月）トータルで見る…続きを読む
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即席麺特集：東洋水産 「QTTA」辛さ提案 3温度帯の焼そば販促
小麦加工 2024.07.12東洋水産の4～5月の国内即席麺販売状況は、前年並みで推移している。袋麺、カップ麺ともに前年並みとなっている。値上げ前の仮需の影響で23年5月実績が大きかったため、今年の5月単月はその反動があったものの、4～5月の2ヵ月で前年の水準をキープした。本格シ…続きを読む
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即席麺特集：サンヨー食品 「カップスター」堅調 袋麺の品揃え強化奏功
小麦加工 2024.07.12サンヨー食品の24年3月期単体の業績は、売上高は469億6600万円（前年比14.0％増）と増収で着地した。袋麺、カップ麺ともに前年を上回ったことが要因。今期（25年3月期）のスタートは、堅調に推移しているようで、第1四半期（4～6月）の即席麺販売状…続きを読む
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即席麺特集：明星食品 「チャルメラ」けん引 袋・カップとも2桁増
小麦加工 2024.07.12明星食品の4～5月累計の即席麺販売状況は、前年比2桁増で伸長している。「明星五重塔戦略」の強化を図って、高級品志向、レギュラー品志向、格安プレミアム志向、低価格品志向、超低価格品志向の五つの需要層に対応してアイテムを充実していることが奏功し、袋麺・カ…続きを読む
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即席麺特集：エースコック 「スーパーカップ」好調 コスパの良さ再評価
小麦加工 2024.07.12エースコックの1～5月即席麺販売状況は、引き続き主力6ブランド（スーパーカップ、スープはるさめ、わかめラーメン、飲み干す一杯、焼そばモッチッチ、ワンタンメン）を中心に拡販を図ったことで、前年を上回って推移している。「スーパーカップ」シリーズや「まる旨…続きを読む
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即席麺特集：まるか商事 主力2品の売上げ伸長 5年ぶり価格改定浸透へ
小麦加工 2024.07.12まるか商事（まるか食品）の前期（23年4月～24年3月）の売上げは、前年比1桁増、1桁前半で前年を上回って着地した。主力アイテムの「ペヤングソースやきそば」と「同超大盛」が2桁増と好調に売上げを伸ばしていることが要因。今期については、引き続き主力2品…続きを読む
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即席麺特集：ヤマダイ 「凄麺」安定成長示す 値頃感受けたフライ麺
小麦加工 2024.07.12ヤマダイの24年3月期の即席麺販売実績は、金額ベースで前年比1桁増、1桁半ばの水準で着地した。同社の主力のノンフライ麺が堅調に推移する中で、フライ麺をオープンプライス化したことで売上げが拡大したため。今期（25年3月期）も引き続き、ノンフライ麺の拡販…続きを読む
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即席麺特集：オンガネジャパン 「サリ麺」伸び着実に ソースとの連動販売も
小麦加工 2024.07.12荒井商事の子会社で輸入食材やPB商品を取り扱うオンガネジャパンの23年10月～24年5月即席麺販売状況は、好調に推移している。同社主力商品の「サリ麺」と「ジンラーメン」が売上げを伸ばしているためだ。9月の着地に向けて、引き続き、各商品の価値を訴求して…続きを読む
