エブリイ創業30周年特集

小売 2020.03.04
エブリイ創業30周年特集

 広島県福山市を拠点に、広島県、岡山県、香川県の3県で食品スーパーマーケットを展開するエブリイ。1989年岡山県玉島市に第1号店となる玉島店を出店、昨年4月に創業30周年の節目を迎えた。
 創業以来、地域の皆さまに「おいしいものを届けたい」、地域の皆さまの「食卓を豊かにしたい」を基本理念に掲げ、“鮮度”に徹底的にこだわった結果、19期連続増収を達成し、売上高も800億円を超える食品スーパーマーケットチェーンに成長した。2014年には食品スーパーをはじめ、食材宅配や外食・給食事業、居酒屋事業、人材教育、農業法人などのグループ会社をたばねる持ち株会社エブリイホーミイホールディングスを設立し、スケールメリットはもちろん、グループ企業が互いに連携しながら、グループトータルで地域の食をプロデュースしている。
 昨年、令和のスタートとともに、若き岡崎浩樹新社長体制がスタートした。新時代に向けて「変えていくこと」「変えてはいけないこと」を明確に、同社の看板施策である「超鮮度化」「専門店化」「独自固有化」のさらなる深耕はもちろん、魅力ある「食」のさらなる追求、提案を続けていく。中核企業エブリイの創業30周年を記念して同社の戦略や旗艦店舗などをまとめた。(中国支局長=浜岡謙治)