関西中四国歳暮ギフト特集
関西中四国エリアの歳暮商戦が10月初旬に始まった。今年は物価高で厳しい家計を応援するために、各社とも食用油や調味料など実用的なギフトの拡充を図る。近年伸長するカジュアルギフト市場開拓にも注力し、バイヤー厳選のグルメや個性豊かなスイーツを揃える。歳暮の位置付けを「形式的に贈らなければならないもの」から「大切な人にこころを込めて贈りたいもの」に移行させ、個人間コミュニケーションの手段としての活用を促したい考えだ。(岡田幸子)
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◆関西中四国歳暮ギフト特集:実用品拡充で家計応援 カジュアルギフト市場開拓に…
特集 総合 2022.11.25関西中四国エリアの歳暮商戦が10月初旬に始まった。今年は物価高で厳しい家計を応援するために、各社とも食用油や調味料など実用的なギフトの拡充を図る。近年伸長するカジュアルギフト市場開拓にも注力し、バイヤー厳選のグルメや個性豊かなスイーツを揃える。歳暮の…続きを読む
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関西中四国歳暮ギフト特集:百貨店 個性化するギフト需要 こだわりスイーツで消…
特集 小売 2022.11.25●阪神阪急百貨店 阪急はエシカル消費に対する意識の高まりを受け、「地方創生」「文化継承」「環境保全」などに配慮した商品ラインアップを拡充。環境負荷の低い栽培法で作った愛媛県・忽那(くつな)諸島の柑橘「柑匠(たくみ)まどんな」、熊本県の手作りジャム工…続きを読む
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関西中四国歳暮ギフト特集:スーパー 自家・パーソナルを強化 クリスマス・おせ…
特集 小売 2022.11.25関西・中国・四国地区主要スーパー各社の22年歳暮ギフト商戦は、10月前半からスタートし、12月後半まで展開する。長年にわたりギフト展開は、早期前倒し傾向が続いていたが、今歳暮ではコープこうべが1日早くなったほかは、イズミ、フジ・リテイリングが前年同様…続きを読む
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関西中四国歳暮ギフト特集:ハム・ソーセージ 幅広い品揃えで顧客拡大
ハム・ソーセージ 特集 2022.11.25●課題は若年層取り込み シニア層が主体のギフト市場は縮小傾向が続き、今歳暮ギフトも厳しい環境下での商戦となっている。ハム・ソーセージギフトも購入者の主体が60~70代となっていることから、若年層の取り込みが近年の課題となっているため、中元に引き続き…続きを読む
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関西中四国歳暮ギフト特集:清酒 飲み比べを提案 幅広い価格帯を揃え訴求
酒類 特集 2022.11.25清酒メーカーは、飲み比べ提案や幅広い価格帯の品揃えをはじめ、感謝の気持ちを伝えるセットなど、年末年始を彩る歳暮セットを訴求している。 宝酒造は「感謝の心を伝えるギフトセット」として、清酒商品では全27品目を揃える。華やかな吟醸香とすっきり洗練された…続きを読む
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関西中四国歳暮ギフト特集:菓子 原料高でボリューム感に暗雲 素材にこだわり
菓子 特集 2022.11.25コロナ禍で百貨店の休業が相次ぎ、各社ともネット販売を強化。またスーパー向けの深掘りで乗り切った。菓子は、ほかのギフト商材に比べボリューム感を出せる強みがあるが、原料高が影を落とす。そこで産地にこだわった素材を訴求するなどボリューム感以外に付加価値の模…続きを読む
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関西中四国歳暮ギフト特集:そうめん 悲願は“冬に売る”
麺類 特集 2022.11.25●今年は「原麺不足」「価格改定」優先 冬にそうめんを売りたい--というのは業界の悲願だ。全国乾麺協同組合連合会は2月5日を「にゅうめんの日」に設定している。同日に大神神社でその年のそうめん相場を神前で占う神事「卜定祭(ぼくじょうさい)」も執り行われ…続きを読む