関東歳暮ギフト特集2023
歳暮ギフトの主要ニーズが昔ながらの贈答であることに変わりはないものの、その需要は漸減トレンドが続いている。時代とともに多様化するギフト機会や購入動機に対応すべく、各社は提案内容を見直すことで歳暮の刷新を試みている。(宮川耕平)
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◆関東歳暮ギフト特集:集いの場にギフト提案 グルメとスイーツの2軸で
総合 2023.11.15歳暮ギフトの主要ニーズが昔ながらの贈答であることに変わりはないものの、その需要は漸減トレンドが続いている。時代とともに多様化するギフト機会や購入動機に対応すべく、各社は提案内容を見直すことで歳暮の刷新を試みている。クリスマスや年末年始などの集いの場を…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:洋菓子 若年層掘り起こしに注目
菓子 2023.11.15洋菓子(一部和菓子含む)ギフトにおける歳暮期商戦は、クリスマスやハロウィーンなど洋菓子そのものの需要期とも重なることから、中元期と比較して積極的かつ多彩な取り組みが行われるボリュームゾーンに位置付けられる。通常の歳暮需要に加え、「プチ贅沢」などの自家…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:ビール類 限定品組込セット目立つ
酒類 2023.11.15ビール類はギフトだけで発売するアイテムに加え、エリア・業態の限定品を組み込んだセットが目立つ。また、アサヒビールが“微アル”でアルコール度数帯の幅を広げるほか、アサヒとキリンビールがFSC認証紙を使うなど環境への配慮を示す。酒税法改定後だが諸コスト増…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:食用油 必需とプレミアムを両立
乳肉・油脂 2023.11.15食用油ギフトは近年、従来までの生活必需品としての特性に加え、ギフトならではのプレミアム感を実現するカテゴリーとして定着。「かける」用途の浸透も後押しし、おいしさと健康を兼ね揃える定番ギフトとして人気のオリーブオイルギフトを核に、アマニ油やこめ油、トク…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:コーヒー 生活者インサイトに対応
飲料 2023.11.15コーヒーギフトでは、スティックギフトが伸長している。味の素AGFによると、スティック特有の個包装の利便性やおいしさを実感した若年ユーザーの流入・拡大が伸長要因の一つだという。ギフト特有の「プレミアム感」や「季節感」を大切にしながら、カジュアルギフトな…続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:海苔 不作も消費の拡大に期待
水産加工 2023.11.1522年の海苔ギフトは微減で着地したもようだ。海苔、アソート、瓶海苔は前年並み、コロナ禍で苦戦した仏事用は回復傾向がみられる。 23年中元ギフトは前年比微増となった。アソートが伸長、瓶海苔は前年の自家需要増の反動がみられる。仏事用は回復傾向にある。 …続きを読む
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関東歳暮ギフト特集:缶詰 好悪の要因絡む展開続く
びん・缶詰 2023.11.15缶詰ギフトは昨年まで、需要の減退傾向が続いてきた。コロナ禍で主要顧客であるシニア層の出足が鈍ったことが主な要因。だが今年5月の5類感染症への移行により、中元商戦では百貨店ギフトセンターの来客数が急回復し、売上げも大幅な上昇となった。ただ量販店ではギフ…続きを読む