今日は何の日

10月27日。今日はツナの日

毎月27日はツナの日。語呂合わせに由来する。

缶詰 今日のキーワード: ツナ

マグロもカツオもツナ

マグロ類とカツオの缶詰は総称して「ツナ缶詰」といわれる。原料魚種別では肉色が白いビンナガマグロを使用した「ホワイトミート」と、魚肉が淡紅色のキハダ・メバチ・カツオを使用した「ライトミート」とがある。なお、カツオはキハダやメバチと区分して「カツオ」と称されるのが一般的である。種類別の市場流通構成比は、キハダなどのライトミートが約50%強、カツオが40%弱、ホワイトミートが10%弱である。

缶に詰められる魚肉の形状別では、「ソリッド(魚肉が大きな塊になっている)」、「チャンク(魚肉が一口大に切断されている)」、「フレーク(魚肉が小片にほぐされている)」がある。フレーク製品がもっとも多く、市場流通量の約80%を占める。チャンクとソリッドがそれぞれ10%程度の市場を占有している。

調味形態別では、「油漬」、「水煮」、「味付」、「調味料漬」などが あるが、多いのは前3者である。 輸出が全盛だった頃には考えられもしなかった輸入が開始されたのは、1983年頃からである。その後、年を経るごとに輸入量が増加してきており、近年では国内供給(8万t程度)に占める輸入品の比率 は50%程度(4万t程度)になっている。主要輸入相手国は、タイ、フィリピン、インドネシアなどの東南アジア諸国である。これら3カ国とのEPA(経済連携協定)は発効されており、今後も輸入は増加する環境にある。なお、輸入品には、1kg容量のレトルトパウチ食品も多く含まれている。

(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:沼尻光治、公益社団法人 日本缶詰協会 金村宣昭 ))

サンマも養殖の時代=生産拡大へ、不漁でも食卓に―マルハニチロ【時事通信速報】
04:50
コンビニ各社もクマ対策=電子看板で警戒、スプレー配布も【時事通信速報】
2025.11.08
キリン、缶ビールなど2商品販売停止=小容量タイプ、アサヒ障害余波で【時事通信…
2025.11.07
スルメイカ漁、事実上再開へ=資源調査で10日にも―北海道【時事通信速報】
2025.11.07
コメ5キロ4235円=2週ぶり上昇、銘柄米が押し上げ【時事通信速報】
2025.11.07

特設ページ

日本災害食アワード2026
企業にのぞむパーパス経営
食品業界人のための3分で分かる改正農業基本法

イベント

動画配信フードジャーナル

日食フードジャーナル