ワケありの盛り付け:スペアリブがど~ん 彩りだけの食材はあえて足さない
「CUOKKA」は、スパイス&ハーブコンサルタント、薬膳&漢方マイスターなどの資格を持つ宮城愛オーナーシェフが3年前、「楽しく食べて、美しく健康になれる」をコンセプトにオープンした店。
同店の人気メニューの一つが「16種類のスパイスカレー」。盛り付けの特徴は、ご覧の通り、どーんとのったビッグサイズのスペアリブ。「スプーンだけでは食べにくいのでは?」と思うところだが、3時間コトコト煮込んだスペアリブは、スプーンでほろほろと肉が骨から剥がれ、手を汚さずに最後はキレイに骨だけが残る。スペアリブ1本分は食べ応えがあり、肉好きなら満足すること請け合い。
ルウはクミンシード、ターメリック、ジンジャーをはじめ16種類のスパイスをミックス。「スパイスは西洋の漢方薬のようなものですし、グルテンフリーなので胃もたれしません」と体に優しいことも特徴だ。
盛り付けはスペアリブをアピールしているほかは、至ってシンプル。スペアリブと黒米のライスをカレールウが覆い、糸唐辛子をのせただけ。パセリなどグリーン系の彩りを、あえて加えないのがシェフのこだわり。シンプルだからこそ、スペアリブの存在感が映える盛り付けだ。
●店舗情報
「CUOKKA」
所在地=埼玉県朝霞市本町2-2-13