農水省、小里新大臣が就任 「基本計画」策定に力点
小里泰弘新農水相
石破茂新内閣が1日発足し、過去に農水相も務めて加工食品業界に明るい石破総理の下、新たな農林水産大臣に小里泰弘氏（元総理補佐官・農山漁村地域活性化担当）が就任した。以前には農水省の政務官、副大臣も務めた小里氏は鹿児島県出身の衆院議員。入閣は初。2日の就任会見では、来年3月をめどに同省が策定する食料・農業・農村基本計画（5年ごと見直し）に注力すると同時に、初動の5年間を農業構造転換集中対策期間と位置付けると明言。水田政策の見直しに言及し、政策転換も示唆した。
