静岡茶市場、初取引で入札方式採用 満足いく価格に

嗜好飲料 ニュース 2025.04.23 12925号 01面
一番茶の色、味、香りを吟味して上乗せする価格を決める茶商ら

一番茶の色、味、香りを吟味して上乗せする価格を決める茶商ら

初取引で最高値を付けた静岡市清水区両河内産の「ヤブキタ」の機械揉み茶

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入札方式で高値で落札された有機手もみ茶

入札方式で高値で落札された有機手もみ茶

「県として茶産業をサポートする」とあいさつした平木省県副知事

「県として茶産業をサポートする」とあいさつした平木省県副知事

 【静岡】荒茶取引の中核を担う静岡茶市場で18日早朝、新茶初取引が行われた。今回、一部取引で最低落札価格に価格を上乗せする入札方式を採用。手もみ有機茶が600g当たり60万円と高値で取引されるなど、生産者・茶商双方が満足のいく価格形成に成功。来年は電子入札を一部導入予定で商談の効率化を進めていく。
 取引後に行われた記者会見で内野泰秀社長は、今回、初めて行われた入札方式による取引について「生産者の希望価格より高く取引された実績を作ることができ、強い手応

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