トマト加工品特集2025

◆トマト加工品特集:ケチャップ家庭内浸透で堅調 万能調味料として支持

調味料 特集 2025.09.17 12998号 05面
昭和100年もあり「ナポリタン」などの洋風レトロメニューへの関心も追い風に(カゴメ提供)

昭和100年もあり「ナポリタン」などの洋風レトロメニューへの関心も追い風に(カゴメ提供)

 トマトケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品の市場規模は25年も400億円を超える見込みで推移する(カゴメ調べ)。同市場はケチャップが6割、缶2割、ほかソース類などで構成される。トマト原料高騰や気候変動に由来する猛暑や雨不足などによる収量や生産者への影響が懸念されるが、主力のトマトケチャップでは、一本で味が決まるなどの使い勝手の良さから調理用途が拡大しており、子育て世代を中心にナポリタンやオムライスなどの洋風メニューの食卓出現率も高く、堅調に推移して

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