ロッテ、ガム使用口腔健康プログラム 介護費年1.2兆円抑制も 「噛む」効果社会へ還元

菓子 ニュース 2025.10.27 13019号 01面
右から飯田智晴課長、菅野範氏、浜洋平氏、坂ノ下典正氏

右から飯田智晴課長、菅野範氏、浜洋平氏、坂ノ下典正氏

ロッテはガムを祖業とし、長年「噛(か)むこと」の研究を進め口腔と全身の健康との関係を解明してきた。こうした事業活動で得た知見を社会的便益創出につなげる取り組みを深耕する。「噛むこと」の普及で生じる社会的インパクトとして、ガム使用の口腔健康プログラム普及による介護費抑制効果を推計。同社が愛知県豊田市で実施したフレイルへの進行予防を目指す実証事業のデータをみずほリサーチ&テクノロジーズの協力を得て試算した結果、プログラム参加で1人当たりの介護費抑制効果を年間4万2000円程度と試

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