メイプルフーズ、ニュータイプ揚げ皮「ネットライスペーパー」製法特許で人気拍車

2003.01.15 264号 40面

(株)メイプルフーズ(東京都中央区、電話03・5565・7001)は、外食中食市場で人気上昇中の業務用冷凍皮製品「ネットライスペーパー」の製法特許を取得した。特許製法の名称は、「網状食品およびその製法」。平成11年4月26日に出願し(出願番号一一八〇四一号)、10月25日付で確定した(特許番号三三六三八二六号)。

同製品は、米粉とタピオカ粉を主成分に水分を加えてかくはんし、温めた鉄板の上で網状に成型したもの。ライスペーパーとフレンチのアメ細工(網状調理)をヒントに試作、商品化した。

ネットライスペーパーは、表面に水分を加えると軟らかくなり、春巻きの皮、装飾用の揚げ物などに幅広く使える。揚げた後の油切れに優れ、タピオカ粉の機能性により冷めても長時間にわたりサクサクの食感を保つことから、惣菜、弁当、居酒屋市場で好評を得ている。また、無添加、無着色で健康的だ。

(株)メイプルフーズは、ネットライスペーパーを皮素材として販売する一方、魚介類や野菜類を包んだ「海鮮ネットロール」「えびネットロール」「かにネットロール」など加工冷食七製品をすでに展開。同社のメーンブランド「かにファミリー」に次ぐ商品群に育成し、商品名「ネットライスペーパー」も商標登録の申請中だ。

◆問い合わせ/(株)メイプルフーズ(東京都中央区築地七‐一五‐一三、電話03・5565・7001/http://www.maplefoods.co.jp)

◆メイプルフーズから新提案

「サクサクの軽い口当たり」「油切れに優れる」「冷めてもパリパリの食感」「無添加無着色でヘルシー」などで好評の「ネットライスペーパー」がこのほど製法特許を取得。ニュータイプの揚げ皮として人気に拍車をかけている。巻く、はさむ、装飾など、揚げ物調理に最適なネットライスペーパーと、それを用いた加工冷凍食材を紹介する。惣菜、弁当、居酒屋はもちろん、あらゆる飲食シーンにマッチするヒットメニューの即戦力だ。

◆ネットライスペーパーの使用法

解凍方法=冷蔵庫で一時間ぐらい時間をかけて自然解凍。

使用方法(巻く場合)=スポンジ(またはタオル)に水を含ませて、ネットライスペーパーの表面をサッとふく。または、霧吹きで水を一吹きする。いずれもあまり湿らせすぎない。

その他使用方法=サンド皮(はさみ皮)として。また、細かく砕いてパン粉の代わりに使用できる。

使用量=具材料一五~二〇gに対しネットライスペーパー約一~一枚半が目安。水分量により揚げ上がりの見栄えや食感に差が出るので随時調節。

◆ネットライスペーパー加工冷凍食品 即戦力メニュー7品

■サクサク春巻き=エビ、イカ、パパイヤ、オイスターソース、ヌクマム/五〇g×一六個×六パック×三箱

■えびネットロール=エビ、鶏肉、野菜/四六g×五個×二四パック×三箱

■かにネットロール=カニ肉、シソの葉/一九g×七個×三二パック×二箱

■海鮮ネットロール=エビ、ニラ、キス、イカ/二〇g×八個×五パック×一〇箱

■おいしいネットロール=エビ、タコ、ホタテ/二〇g×八個×五パック×五箱×二合

■サイゴンチヂミ=エビ、タコをお好み焼き風にサンド/一〇〇g×一〇枚×一〇パック

■大根もち/一五〇g×一〇枚×六パック

■ネットライスペーパー/六g×五〇枚×三×二合

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら