全国焼肉協会が総会開催 新会長に新井泰道氏、8月29日に「ヤキニクまつり」

2003.07.07 270号 15面

全国焼肉協会(東京都千代田区、電話03・5298・2066)は、東京・品川のホテルパシフィック東京で平成14度第五回通常総会を開催した。新井泰道副会長((株)叙々苑代表取締役)が新会長に就任するなど、14年度事業報告・収支決算と15年度事業計画案・役員人事を可決した。また、組織発足から一二年間会長職を務めた江崎政雄(株)食道園代表取締役の功績をたたえ特別表彰した。

15年度事業では、依然として続く厳しい経済環境のもと焼き肉業界をめぐる諸情勢を踏まえ、「零細経営の体質強化」「行政に対する支援要請」「会員の自助努力」を基調とし、現在提起されつつあるトレーサビリティー法など諸問題への具体的対応を図りながら次の事項を重点に実施する。

(1)共同購買=組合員需要の商品を組合員から委託を受け組合が購買する。(2)共同宣伝=8月29日に「全国ヤキニクまつり」を開催。焼き肉の共同宣伝のほか、ボランティア活動として福祉施設に対し出張バーベキュー、焼き肉弁当・焼き肉食材プレゼントを実施する。(3)調査・研究・経営指導=(1)「焼肉料理コンクール」を実施し焼き肉料理の社会的評価の向上に努める(2)年二回地区別交流会を実施し地域組合員の親睦を図る(3)各種補助事業(農水省)の参加を目指し調査研究に取り組む(4)経済的地位の改善を目指しカード決済システムの拡充強化を図る。(4)教育・情報の提供=事業経営、調理技術に関する講習会、海外研修会を行う。焼き肉店に必要な情報を編集した「月刊やきにく」(A四判四四ページ)を発行する。(5)福利厚生=組合員の死亡・損害事故などに対し規定の見舞金を支給する。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 焼肉店