C&Cの売れ筋と一押し!業務用食材ヒットリサーチ:アミカ四日市店
中部地区の大手業務用卸の(株)大光が展開するC&C「アミカ」は、10月25日、三重県鈴鹿市に鈴鹿店(鈴鹿市北玉垣町1686‐2、電話0593・81・1139)をオープンした。三重県下でのアミカは四日市店に次いで2店舗目。鈴鹿店・武藤拓也店長は、「北勢地区の南北に店舗ができることでアミカの知名度を浸透させ、三重県に業務用食品スーパーとしての地位を確固たるものにしたい」と抱負を語る。三重県の第1号店で今年4年目を迎えた四日市店の戸田誠司店長にお薦め商品などを聞いた。
四日市店は、大手量販店が前方に構えていて隣はドラッグストアという、面として見ると非常に面白い立地(鈴鹿店も同様な立地となっている)。客層は地元の居酒屋や喫茶店などの業者が6割、残りが一般客。大手量販店の特売日には一般客数は一時的に減るが、業者からは店の冷蔵庫代わりとして重宝されており、全体的に見ればうまくすみ分けができている。
売れ筋商品は、加ト吉の「素材新鮮下足唐揚」(1kg)。「地元の居酒屋さんの人気定番メニューです。あっさりとした塩味がうけています」というのが理由だ。
戸田店長が挙げるお薦め商品は、ミホウジャパンの「カキフライ」(25g×20ヶ)。「秋の人気メニューと言えば、やっぱりカキフライ。おいしく、お値打ちなところが人気です」と言う。そしてどうしても紹介したいというのがヤヨイ食品の「メンチカツ」(80g×10ヶ)。
「夜は居酒屋さん、昼は1日100~200食程度の弁当を作られている個人店のお客さまにとって、なくてはならない商品です。弁当に入れればボリューム感が増し、ソースなど一工夫凝らせばディナーメニュー、ビールのつまみにと幅広く使っていただいています」とのことだ。
四日市店のある北勢地域は、同業他社の進出が著しく業務用食品スーパーの激戦区となっているが、「価格だけでなく、豊富な品ぞろえと品質の高さでお客さまの満足度を高めていきたい」と戸田店長。また、鈴鹿店のオープンについて「三重県に1店舗だけであったのが2店舗になったことで波及効果も期待できる。互いに切磋琢磨し三重県の市場を盛り上げていきたい」と抱負を語った。
◆アミカ四日市店(四日市市羽津山町2‐2、電話0593・30・6880)営業時間午前9時30分~午後8時/駐車場50台
●売れ筋食材:素材新鮮下足唐揚
●一押し食材:メンチカツ、カキフライ