エバラ通信:エバラ食品工業、「レストランブイヨン」2品発売 うまみのファンタジスタ

2009.03.02 354号 24面
「ビーフとエリンギのワイン煮込み」(左)

「ビーフとエリンギのワイン煮込み」(左)

「スペイン風ポトフ・コシード」(左)

「スペイン風ポトフ・コシード」(左)

 和・洋を問わず料理のおいしさのベースとなるのは、だしのうまみ。この和食ではだしという言葉を、洋食の言い方にしたものが「ブイヨン」である。粉末状や固形タイプが一般的なブイヨン市場に、エバラ食品はあえて液体レトルトタイプの新商品を投入する。従来型ブイヨンの難点を克服し、喫茶店やカフェなどで出される軽食メニューをワンランク上に仕上げてくれるのが「レストランブイヨン」の2商品なのだ。

 味にこだわるレストランであるほど、ブイヨンづくりに手間と時間をかけている。しかし喫茶店やカフェなどでは設備的な面など、どうしても限界がある。そんなジレンマを解消し、軽食でもおいしさにこだわりたいという方のために作られたのが、「レストランブイヨン」だ。

 本商品は「カレー用(煮込み料理用)」と「スープ用」の2種類。「カレー用(煮込み料理用)」には、リンゴや桃など果物の自然な甘みがあり、とりわけ肉を使って煮込む料理をまろやかに仕上げてくれる。カレーやビーフシチュー、ミートソースといった洋食メニューの定番に活躍する。

 また「スープ用」を使うと、ホワイトソースの白さやスープの澄んだ透明感を損なうことなく、奇麗に仕上がる。従来の固形ブイヨンを使用するとどうしても濁りが出てしまいがちだったが、本商品はその欠点を補いながらコクとうまみだけを与える。グラタンやポトフ、ロールキャベツのような白さや透明感を出したい料理に最適である。

 さらに本商品の優れたところは、食塩を使わずに塩分を極限にまで抑え、コクとうまみだけを濃縮していることだ。これにより、もう少しコクを付けたいとブイヨンを加えると同時に塩辛さも強くなってしまうという、多くの料理人が経験したことのある悩みが一気に解消される。いつもの料理に本商品を加えてみるだけで、おいしさの違いを実感できるだろう。一度使うと手放すことができなくなる、うまみのキーアイテムなのだ。

 ◆商品特徴:「レストランブイヨン カレー用(煮込み料理用)&スープ用」

 「カレー用(煮込み料理用)」と「スープ用」の2種類。「カレー用(煮込み料理用)」は鶏がらスープをベースに、玉ネギ、リンゴ果汁、桃の甘みを加えたマイルドな液体タイプの濃縮ブイヨン。タイム、ローズマリー、ローレルなどのハーブで豊かな風味を付けている。「スープ用」は鶏がらスープをベースに、玉ネギの甘み、コクを加えた液体タイプの濃縮ブイヨン。ニンニクやショウガでさっぱりとした風味。

 使用法=本品を10~20倍の水またはお湯で希釈。規格=1kg×12袋

 ○ビーフとエリンギのワイン煮込み

 コクのある「レストランブイヨン カレー用」でビーフとエリンギを煮込み、手打ち風のフェットチーネとともに食べるメーンディッシュ

 ○スペイン風ポトフ・コシード

 スペインのポトフ「コシード」をアレンジし、「レストランブイヨン スープ用」でたっぷりの野菜と肉を煮込んだミールスープ

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